短編（洋もの）

平凡顔の王子さまは派手なものより地味なものが好きだった。だけど彼の幼い従妹はこういうのだ──『王子様はきれいなお姫様とけっこんするのよ！』と。

いにしえの森に住む偏屈な魔法使いとその世話係になってしまった『人間もどき』の兎。そしてそこにやってきた人間とのお話。

魔女とその七人の娘。彼女らはいかにして生まれてきたのだろうか？ ひとりぼっちの魔女が家族を求め紆余曲折しながらその望みを叶えるまでのお話。 七人の娘が生まれるまでの過程が書きたいだけのお話なので、サク//

私が王子様と結婚！？　意味が…わからないです……。 ※注意：すごく……口語体です……。 ファンタジーなのに現代語出まくりです。ギャグです。何故こうなったかといえば主人公のテンションのせいです。 頭空//

冴えない弱小貴族の彼女には見目麗しく身分に恵まれた婚約者がいた。このまま行けば分不相応ながらも定められたその相手と結婚するのだと思っていた。 ──小さな台風が彼らの前に現れるまでは。

奴隷になった少女と、それを与えられた子どもの話。細かい設定はありません。ぼんやり書き殴りました。

魔女は一族の存亡をかけ、龍を望む。しかし彼女の祈りが齎したのは厄災の訪れ。厄災は魔女を犠牲に目を覚まし、奪われた男は慟哭する。

女誑しの幼馴染が唯一嫌う女が私である。でも私とあなたは夫婦になった。振り向いて欲しい。なんて、高望みの願いだってわかってた。 ※タグ変更しました。

誰も私を望まない。そして私も誰も望まない。ただひとりに望まれ、私は生きていく。

戦争に行ったきり帰ってこない男を待つ女と、その男が帰ってこないことを知りながら女を見守る男の話。

「愛してる」その言葉は呪いのように聞こえた。貴方の心はいったい、何を考えているの。貴方の目はいったい、誰を見ているの。

ヤンデレ×ヤンデレ？のなりそこないコメディ。 一目惚れした相手を無理やり婚約者にしたエリザベート。相手からは好かれるどころか、嫌われてしまう始末。ある光景を見てしまいショックを受けた彼女はついうっか//

私は貴族の婚外子だった。母が死んで、私を引き取ったのは十七年間会ったこともなかったお兄様。こんにちは、お兄様。初めてかけた言葉はどこか陳腐で、なんだかおかしかった。ここに私の居場所はない。出ていくこと//

目の前にいるダリオは私の知っているダリオではありませんでした。体型や髪型はよく似ていたけど、彼のうなじにはホクロがなかったのです。その代わり親指の付け根に小さな火傷痕がありました。それは私の弟が昔暖炉//