完結済み

主人公、凛子さんはおっとりしているが料理好き、お節介やき、優しいなど女子としての魅力に満ち溢れていることで、密かに人気がある。しかし、彼女は残念なことに自分への好意に対しては鈍感であった。そんな彼女に//

アントロポファジー、別名カニバリズム。人には食べたいという食欲が備わっているのだが、僕はその食欲が他人とは違った構造だったみたい。何故なら、"付き合って三年になる彼女を食べたい"と思ってしまったのだか//

六歳で誘拐監禁された少女は大頭領をも即倒させると言っても過言ではない程の美少女であった。彼女を誘拐したのは、彼女がお兄ちゃんと慕っていた近所の自殺志願者の少年。どうして誘拐監禁されたのか、それを知るの//

厳しい家に産まれたせいで父親の望む機械の様に育てられる彼女。母の再婚相手の男のせいで幼い頃から性処理玩具として扱われてきた彼。二人が混じり合い、互いを求め合う。しかし、そう簡単には進まない。二人の最後//

私は闇以外知らない。物心付いた時には既に、この部屋の中にいた。この暗い部屋に閉じ込めた犯人であるあの人は、優しくて私にいろんなことを教えてくれた。料理から、本の読み方まで。ずっとこの環境が続くと思って//

世には妹萌なんてものが流行っているらしい。だが、僕にはそんなことを言う人の気持ちが全く理解できない。何故なら僕には最悪の妹がいるからだ。だから、僕は妹の本質を理解してもらうために妹の秘密をバラしていこ//

家に帰ると、彼女が死んでいた。黒い服を好む彼女が、僕のことを大好きで仕方がなかった彼女が僕以外の人間の名前を書いた紙を握って死んでいた。理由は分からない。心当たりもない。だから僕は過去を思い出すことに//

様々なところに日常がある。ある姉弟のところにも、ある兄妹のところにも、ある変態のところにも日常がある。そんな日常を題材にした一話完結短編集。基本ラブコメですが、暗い物やギャグオンリーや鬱物やエロやら、//

わたしのお兄ちゃんは死にたがり。わたしが目を離すとすぐにお兄ちゃんは自殺をしようとするの。首吊り、リストカット……どんどん新しい死に方を探してくるけど。お兄ちゃん、どうして死にたがりなの？ ○死、自殺//

「死にさらせ、山田くん」 ソフトボールの打音。規則正しく並べられた机。誰かが落として割れたチョーク。全てが日常的な中、幼馴染みの君は首を絞めて非日常な言葉を吐いた。ごめんね。僕には謝る資格すらないんだ//

愛なんて汎用した言葉じゃ僕の崇高なる君への思いを表せない。もっと、複雑で高度な感情だ。……そう、『死』だ。愛しているからこそ、殺したくなる。さあ。愛を越えた先の世界、死へと一緒に行こう。

　やあ、諸君。こんにちは。僕は佐藤諒。元気に高校生をやっている。周囲の人間からは幼女愛好家及び妹崇拝主義者と認知されている。　しがないシスコンさ。 シスコン兄（弟）と奔放妹（姉）のギャグコメディ。

人口十万人に満たない離島。少年が転校して三日後、平穏な日々を揺らがす高校生殺害事件が起きた。謎の凶器で原型が分からなくなる程、滅多刺し。異常なまでの殺害方法に、皆が危機する中関心を持てない少女は、少年//