人狼少女シリーズ

※この作品はいわゆる「人狼ゲーム」とは無関係な現代異能バトルもの小説です。

2024年10月。辰年も終わりが近い頃。
ファンタジーの類は全て空想上のものと認識されている表社会。だがその裏側には異能エネルギー、異源素(ゼレメンタル)を体に宿した異人(ゼノ)と呼ばれる異能者たち。表向きは彼らも普通の人間として扱われるも、表社会から遠回しに異能ごとありのままの存在を否定され、犯罪や抗争も辞さない裏社会を中心に君臨していた。

主人公、初月諒花(はつづき りょうか)は人狼（ヴェアヴォルフ）のチカラを宿した異人(ゼノ)であり、その中でも強力な稀異人(ラルム・ゼノ)と呼ばれるチカラを持った長い黒髪を持つ中学二年生の少女。空手の選手になりたかったが異能者であるがためにメディカルチェック制度で不合格にされ入部を取り消しにされた。

「異能の蔓延る裏を知れば、生きる答えを必ず見つけられる。他人に教えてもらうのではなく自分自身で納得いく答えを見つけること。でなければあなたの答えではない」

小四の時に転校してきた幼馴染であり親友の異人（ゼノ）の黒條零(こくじょう れい）のその言葉とともに、裏社会より襲い来る敵たちと二人の戦いの日々の物語。

各作品の呼称：
「人狼少女は表社会では最強になれなかったので裏社会で無双する！！」→人狼少女１
「人狼少女は消えた友を追って裏社会で無双する！！」→人狼少女２