連載小説

ある日、小学四年生の榊翔真は単語帳にそっくりな『ゆめきっぷ』を拾う。 ・『ゆめきっぷ』は眠っているときに効果を発揮する。 ・『ゆめきっぷ』を使いたい日は、寝る前にパジャマのポケットに『ゆめきっぷ』を//

　町中にある小さなパティスリー「Bee＆Bee」。 　そこを訪れた者はなぜか、『自分がいま最も会いたくない人物』にばったりと出くわしてしまう。 　――だからお前にだけは会いたくなかったんだ！ 　パティ//

　目を覚ますと、何故か魔王になっていた「私」。 【あなたが勇者を倒すべき回数は、残り29回です】 　時折見えるこの数字をゼロにすれば、元の世界に戻れるかも……？ 　そう考えた私は今日も、勇者（と仲間//

ゾンビが跋扈する終末世界。 その風景は、私たちが想像していたものと少し違っていた。 あなたはいつ、誰に噛まれるだろうか。 あなたは死後、誰を噛もうとするだろうか。 この世界でも、生き残りたいと思える//

世界の果て、化け物が棲むと言われる森の奥。 人間の少女ロゼは、『一風変わった仲間たち』とそこで平和に暮らしていた。 金魚が空中を浮遊し、見たこともないキノコが群生し、夜は光り輝く村。 しかし、『化け物//

　姿を見せない隣人が出す物音。深夜、家の外にいる子供。一日中カーテンで閉ざされた部屋。 　今時どこにでもありそうな住宅、裏野ハイツ。 　――けれど確かに、何かが、おかしい。

綿あめのようなひとだと思った。 『風変わりな妻』亜衣と、『エロ漫画家の夫』湊。 平和な毎日を送る二人だが、亜衣にはある秘密があった――。

ある日突然、異世界に転移してしまった平凡な女子高生、香川なしろ。 彼女が転移したのは、『人間の余命が見える世界』だった。 なしろはそこで、一人の公爵令嬢と出会う――。 ※本作はエピローグから始まり、//

とある孤島にある天才育成学校。その学校の劣等生である斎藤卯月は、学年一の優等生、山田実と徐々に仲良くなっていく。 しかし、二人はそれぞれ『誰にも言えない秘密』を抱えていた――。 何が本物で、何が偽物//

他人の自殺を幇助することを生業とする人間、自殺プランナー。 その仕事は主に、「自殺方法の伝授・計画」「自殺に必要なものの準備」「お客様の死を見届ける」「死後、警察に匿名で連絡をする」の四点である。 //

加害者になってしまったら。 被害者の遺族になってしまったら。 その社会で生きていたなら、あなたはどうしますか。

「君の恋人、生き返らせてあげようか？」 　すでに火葬された死体はもちろん、バラバラになってる死体でも、骨すら見つかってない死体でも。――『再生屋』に、お任せあれ。 ※本作は『蘇生屋』(http:////

亡き妻から送られてきたのは、一体の『嫁』アンドロイドだった――。 納得のいかない結末でも、ハッピーエンドと呼べる物語。 それはこの世のどこかに、きっとある。

心を開かないおばあさんと、水色のセキセイインコ『フジ』の物語。 ※連載小説として投稿していますが、短編の童話です。 『次の話に進む』のではなく、『ページをめくる』ような気持ちでお読みください。

話せない彼と、聞こえない彼女の物語。

ぼくの家では、ぼく以外の家族全員がフリンしている。けれどそれって、そんなにおかしいことなのだろうか。猫のぼくには、フリンという概念すらないのに―――― 最低で最高、そんな家族の物語。

見知らぬ部屋で目を覚ました瀬野風花と、かつての同級生達。混乱する風花達の前に現れたのは、いじめられていた『ピエロ』だった。 「私とゲームをしましょう」 ピエロの求めているもの、そして彼女達の向かう先は//

「殺人犯なんて――」　当事者になっても、同じことが言えますか？ （2013年3月13日現在、R15指定していません。ご指摘がありましたら、指定させて頂きます）

絶望的な生か、希望的な死か。――どちらの奇跡を選ぶのか、決めてください。

「五百円くれたら、あたしがあなたのトモダチになってあげる」 そうして、私達は『トモダチ』になった――

死後現れる、白い道。その先にある、小さな扉。あなたはそこに、入ることができるだろうか。 死してなお、私達は試される。 「この話を信じるも信じないも、全てはあんた次第だよ――」

私の前（スーパーのレジともいう）に、ある日突然現れた謎の青年。見ず知らず（のはず）の彼は、私に向かって笑顔で言った。 「抱きしめさせてください」 ※後半はシリアス多めになります。

最近よく聞くセリフをネタにしてみました。この小説を読んだあなたも、きっとこの言葉を使いたくなるでしょう。書き終わった作者も思っています。どうしてこうなった。 （※全文、会話文になっています。苦手な方は//

あなたは簡単に【その言葉】を使っていませんか？ 人を殺したことは、ありませんか？ 『さあ、始めましょう。ここは楽しいゲームの世界。 　あなたの言葉で、誰かが死にます』

「私？　――蘇生屋、とでもいっておこうか。……君が殺したあの人間を、生き返らせるのか。それともこのまま殺すのか。選んで」

休職し、精神科に通う俺と、不登校気味の彼女の物語。 細かい説明を省いている部分もありますので、各々の解釈で楽しんでいただけたら幸いです。

独りで生きていくために、身体を売り続ける『私』。 そんな彼女の腕を掴んだのは、見覚えのない青年だった。 「俺は覚えてるよ。君のことも、約束のことも」 少しずつ変わっていく彼女と、いつまでも変わらな//

私が拾った神様は、貧乏神でした。

自殺したはずの妹の幽霊が、何故かはっきりと見える俺。そんな俺に、妹は言った。 『あたしは自殺じゃない。誰かに突き落とされたの。ビルの屋上から』 妹の幽霊と話したり、犯人を探したり、たまに憑依された//

「人を殺傷する能力」を持ったクローン人間、ノラネコの話。

「誰を怨んでるの？私が復讐してあげましょうか。私、仕返し屋なんだよ」

「１回一万円。金さえ払ってくれれば、あとは好きなように殺してくれていいよ。思う存分、俺を殺してくれ。それが、殺され屋だから」

余命半年と宣告された私と、自分を殺して生き続ける彼女の物語。

天使失格になったアズウェルが出会ったのは…。

ピーマンの中から出てきたのは、小さなおじさんでした。

４人の死にたがりの物話。