コンビニン

「僕は今年、就職活動に失敗した。今はフリーターでバイトを変えながら仕事先を探している」 彼、諸星　夏樹はその日、コンビニのアルバイトの初出勤日を迎えた。そしてそんな夏樹のアルバイト先に変わった三人の//

「私の世界は甘いお菓子とヘドロに塗れた泥人形で出来ている。それ以外は目に入らないし、割とどうでもいい。」 長谷川　結衣はいつもと変わらない日常を繰り返していた。しかしその日彼女は小さな変化に気が付い//

「私はその日、一週間まともに眠る事が出来ず仕事も休む訳にもいかず、しかし、夜寝ようと試みても全く眠る事が出来ない状態で精神的に限界を迎えそうになっていた」 川神 誠也はその日通っているコンビニの店員に//

深夜３時。そのコンビニには奇妙な三人の客がやって来る。 彼等は変わり者ばかり。しかし、本当におかしかったのは、彼等ではなく、そのコンビニだった。 俺はそこまで書いて、ふと手を止めた。 華井　隆平は//

夜中の３時。あるコンビニエンスストアには奇妙な客が訪れる。年齢も立場も性別考えも全く異なる三人の客と、それを迎えるコンビニ店員の青年諸星 夏樹の、何処か可笑しくて、けれど痛みも伴う物語。