黒猫のミーコ

幼いロミナは、両親と森の中で仲良く暮らしている。ただ残念なことに、三人が揃うのは、昼と夜の狭間の時間だけだった。

江戸時代、村の嫌われ者・源吉は、沼で河童のカンタと出会う。二人は友情を育んでいくが、やがて旅立つ時が来た。

　ある日、家に帰った僕が見たものは……ちょっと変わった親子と、果てしないバカだけど周囲を幸せにする才能を持つ少年の交流。 ※一万字強で完結します。

彼には、決して他人に言えない秘密があった──

梅津和子は、ひとり家で穏やかに過ごしていた。だが彼女の前に、不思議なものが現れる。それは和子にとって、忘れることの出来ない存在であった。

　守山裕太が少年時代に出会ったのは、言葉を喋る猫だった……。 【神谷家の猫叉主催　妖怪大戦争参加作品】

　少女は、言葉を喋る黒猫と出会う。それから20年後、両者は思わぬ形で再会した──

雪の日に、全てを失った村山竜司。彼はその日以来、心を黒く染めて生きてきた。

除霊師・上野弘志は、アパートの一室に憑いた霊のお祓いを依頼される。