ゼノの追想譚

【一行で分かるあらすじ】 記憶を失くした稀代の大魔導師が国の宰相になるまでを描いた日常ゆる戦記。 【普通のあらすじ】 世界は三つに分かれている。とある神話が根付く世界で『彼』は目を覚ました。自分の名//

──会いたい人がいるんです。 氷の魔女ロゼッタは、使い魔ノルを連れて〈妖精国〉ユーハルドを訪れる。 さっそく王都の片隅で、小さな料理店を開くロゼ。 だが、まったく客が来ない！ どうしよう…。 悩んだ//

若かりし頃のオレは、ある日、気分転換に訪れた森で魔獣に襲われる。 ──ああ、もうダメだ。 そう思った瞬間にオレを助けたのは凄腕の魔導師だった。さっそくオレはそいつに弟子入りを懇願するも、バッサリと断ら//

王の補佐官を目指すアルヴィット。やっとの想いで王子の側近になれたと思ったら、まさかの王位継承権最下位のライアス王子だった──。 「仕方ない。未来の王は俺が作る！」 ＊ゼノの追想譚のもとになったお話//