イマジナリーの大地に立つ僕らへ
何度も蘇っていたフラッシュバックを、無理やりコントロールしようとしていた昼間。
悪夢に奪われた睡眠と、なんとか戦えていた真夜中。
そのどうしようもない繰り返しの毎日の中で。
その社会問題を、カウンセリングと薬で誤魔化そうとする、腐った社会環境の中で。
願い事なんて絶対に叶わないと知っていても、
最低限の優しさ――カウンセラーさんの努力を、無駄にしないように。
ほんの少しだけ、自分も努力した。
手段として、
正義感と使命感を、怒りで膨らませた。
その結果として――
たとえ「生き残ってみようか」と本心から思える日が来なくても、
苦しんでいても、死なない。
それで、「死ぬこと」への心配は、ひとまずなくした。一応ね。
でも、それだけじゃフラッシュバックは止められない。
見た目には矛盾しているように見えるかもしれないけど、
その後、怒りも正義感も使命感も、全部、脇に置いた。
「死なない」という選択だけを、結果として静かに残した。
そして、自分はそれからも、できる限り、
自分自身以外のことを考えずに進もうと、努力している。
そのすべては――
ただ、自分にとっての「複雑性PTSDと共に生きる技術」なのだ。
そこに置いてあるシリーズも、
軽くて、ただ余命を潰すためにあるようなもの。
自分すら知らない、彼の世の――
とんでもなく昔話を――
自分でも信用できない海馬で、
記憶が正しいという保証もないままに、
少しずつ、思い出せる分だけでも書いてみようかと。
すべて、まるで砂金のようなもの。
悪夢に奪われた睡眠と、なんとか戦えていた真夜中。
そのどうしようもない繰り返しの毎日の中で。
その社会問題を、カウンセリングと薬で誤魔化そうとする、腐った社会環境の中で。
願い事なんて絶対に叶わないと知っていても、
最低限の優しさ――カウンセラーさんの努力を、無駄にしないように。
ほんの少しだけ、自分も努力した。
手段として、
正義感と使命感を、怒りで膨らませた。
その結果として――
たとえ「生き残ってみようか」と本心から思える日が来なくても、
苦しんでいても、死なない。
それで、「死ぬこと」への心配は、ひとまずなくした。一応ね。
でも、それだけじゃフラッシュバックは止められない。
見た目には矛盾しているように見えるかもしれないけど、
その後、怒りも正義感も使命感も、全部、脇に置いた。
「死なない」という選択だけを、結果として静かに残した。
そして、自分はそれからも、できる限り、
自分自身以外のことを考えずに進もうと、努力している。
そのすべては――
ただ、自分にとっての「複雑性PTSDと共に生きる技術」なのだ。
そこに置いてあるシリーズも、
軽くて、ただ余命を潰すためにあるようなもの。
自分すら知らない、彼の世の――
とんでもなく昔話を――
自分でも信用できない海馬で、
記憶が正しいという保証もないままに、
少しずつ、思い出せる分だけでも書いてみようかと。
すべて、まるで砂金のようなもの。