『小説家になりお』シリーズ

私は嫉妬なんてしない。交流のある作家さんが書籍化とかしても素直に「おめでとう」って言える。 そう……思ってた。

小説投稿サイトで熱心なファンが私についた。新ポコさんというその女性ユーザーさんは、私の作風に影響を受け、私にそっくりな作品を書くようになっていった。彼女の人気は遥かに私を凌駕するようになっていくが、彼//

小説投稿サイトに物語を投稿しているボクに、ある日感想を書かれました

俺のストレス解消法は小説投稿サイトでそこそこの人気を集めている小説の作者に批判的感想を送ることだ。ある日、いつものようにそれを楽しんでいると、初めて見る赤い文字が、ホーム画面に表示された。

小説投稿サイト『小説家になるぜ』でちやほやされることを夢見て、主人公は小説を投稿するが、読まれない。やがて自分の本当に書きたいことを曲げて、読者受けのみを狙ったものばかりを書くようになり、だんだんと読//

小説投稿サイトで卓也は『小説執筆初心者ですので気になるところがあればご教授ください』とプロフィールに書き、小説やエッセイを投稿していた。それを見た文学の腕に覚えありな読者が、感想という名のアドバイスを//

私は『小説家になるねん』で人気ジャンルでランキング最高位81位を誇るなるねん作家だ。交流仲間はみんなランキングにさえ顔を出せない中、それは私の自慢だ。しかし、交流仲間の中にもう１人、ランキングに乗るラ//

その中年女性は、小説投稿サイトで知り合った若者を好きになった。 片想いとは知りつつ、彼のためになるならと、彼を応援し、毎晩彼のために手料理を差し入れた。嫌がる若者にストーカー呼ばわりされ、彼女は狂って//

なりおなりあなりや……リローデッド！

リアルの彼女と小説作者の彼女とがぼくの中で一致しない

うちのおじいちゃんは遊び人だ ※ファンタジー要素はありません

文学に生きる森本は、SNSに加工してかわいくした自分の動画を投稿する女性のことを、くだらない馬鹿女だとしか見ていなかった ※そのうち推敲して短編集『小説家になりお』に収録します

汚い描写があります。

小説投稿サイト『小説家になりお』で絶大な人気を誇る女性作家さんのファンである俺は、彼女が勧めるラーメン屋へワンタン麺を食いに行った

小説投稿サイト『小説家になりお』で俺に熱烈なファンができた。しかしそいつが初めて書いたという小説作品を発表するなり、そいつはあっという間に俺を超えていった。

『宮本むー』と『佐々木こむ』──二人は小説投稿サイト『小説家になりお』の歴史ジャンルにおいて激しい死闘を繰り広げていた

小説投稿サイト『小説家になりお』には日々、おかしなやつが出没する

ぱたぱたぱたぱたっ……

小説投稿サイト『小説家になりお』で投稿するも読まれず悶々としていた私は疲れていた。遊び用に複垢を作り、かわいい女の子になりきって、気軽に小説を書きはじめると、どんどんと人気が出てしまった。

小説投稿サイト『小説家になりお』で投稿している私にファンがついた。パープルノートというハンドルネームのそのひとは、私のことについて何でも知っていた──

小説投稿サイトでいつも楽しく交流している彼女に会ってみたら……

数字に病み、彼女は『小説家になりお』を退会しようと決意した