短編集

辻本信幸は異世界に憧れていた。 異世界でチートハーレムする事を夢見ていた。 だが、日常はそれとは異なり、仕事、寝る、仕事の繰り返し…段々と神経をすり減らしていくが、それでも異世界に行くという夢だけは捨//

「幽霊が出ました」 突如塚林の元に現れたのは、残念美人な後輩である鶴小音 晶。彼女は自室で幽霊を見たという。オカ研の代表である塚林はその調査をする為、鶴小音の部屋を訪ねるのだが、そこはかなりの汚部屋//

チート能力者が当たり前になった国、日本。 そんな事になっている世界で、一人の男が異世界より転移させられた。 彼の名前はモブ・モッブス。 モブ・モッブスは「この世界でモブ神となれ」と言われるのだが…果た//

　世界が魔王の手によって闇に染められてから数十年。 　誰も太刀打ちが出来ずに、世界はどんどんと闇に染まっていった。 　このまま絶望して、人類は滅びを待つのみと思われていた矢先、一人の若き青年が聖霊の加//

　この作品を読む時は、頭の中のすっからかんにして、常識を度外視してから読んでください。

　学園祭最終日、クラスの打ち上げ会場を知るべく、俺は担任に訊ねた。「打ち上げはどこでするのか？」と。担任は俺に告げる──「河渡り駅に向かって」と。 　見知らぬ名前のその駅には『とある恐ろしい噂』が存//