ラ・シェルタ
―――ある年、VRMMORPG:ラ・シェルタと云ふゲームが流行った。
それは世にも珍しくゲーム開始時のプレイヤーは二人必要な仕様のようで一人だけではゲーム自身プレイが出来ず、一人はヒロイン(主人公)、もう一人はヒロインの補佐役(サポーター)として、仮想世界での冒険型恋愛シュミレーションファンタジーゲームを協力し、攻略するゲームだった。
もちろん斯様な大型ゲームゆえ多種多様なルートも豊富に用意されており、もう一人のプレイヤーである補佐役に頼めば好きなルートまでのナビもしてくれる。
ただし、最初からすべてを知ることは出来ないし、攻略対象に接触しなければルートの確保は不可能なので。そう言った意味での冒険モードもある。ヒロインプレイヤーは『攻略対象との接触及び好感度アップ。ジョブのレベル上げ。』を。補佐役(サポーター)は『ヒロインに対する攻略対象たちの好感度を視覚化されたものを伝えアドバイス。ジョブのレベル上げ及び冒険』をメインに楽しむゲームなのだ。
最初から分けてしまえば? と思われる仕様だが、一応、女性だけではなく男性も楽しめるように制作されたゲームである。攻略できるのが男ばかりという点で男性プレイヤーからは距離を置かれがちなのは世知辛い。
たまに存在する男性プレイヤーは嫁や幼馴染、姉などの身近な存在にプレイさせられて、でも冒険が楽しかったので継続しているものが多く、プレイヤーのほとんどの補佐役が女性なのは、言うまでもない。
―――けれど、ほんとうに?
それは、ほんとうに夢の世界なのだろうか。
期待で胸を躍らせる雪野と照美は「ログイン時に不可思議な感覚に負われてログアウト機能が消滅」してしまう。脳裏にノイズが奔り、全身が” 在るべき姿 ”に還る。
摩訶不思議な感覚に見舞われながらも彼らはラ・シェルタの世界で、冒険の一歩を踏み出すのであった。
それは世にも珍しくゲーム開始時のプレイヤーは二人必要な仕様のようで一人だけではゲーム自身プレイが出来ず、一人はヒロイン(主人公)、もう一人はヒロインの補佐役(サポーター)として、仮想世界での冒険型恋愛シュミレーションファンタジーゲームを協力し、攻略するゲームだった。
もちろん斯様な大型ゲームゆえ多種多様なルートも豊富に用意されており、もう一人のプレイヤーである補佐役に頼めば好きなルートまでのナビもしてくれる。
ただし、最初からすべてを知ることは出来ないし、攻略対象に接触しなければルートの確保は不可能なので。そう言った意味での冒険モードもある。ヒロインプレイヤーは『攻略対象との接触及び好感度アップ。ジョブのレベル上げ。』を。補佐役(サポーター)は『ヒロインに対する攻略対象たちの好感度を視覚化されたものを伝えアドバイス。ジョブのレベル上げ及び冒険』をメインに楽しむゲームなのだ。
最初から分けてしまえば? と思われる仕様だが、一応、女性だけではなく男性も楽しめるように制作されたゲームである。攻略できるのが男ばかりという点で男性プレイヤーからは距離を置かれがちなのは世知辛い。
たまに存在する男性プレイヤーは嫁や幼馴染、姉などの身近な存在にプレイさせられて、でも冒険が楽しかったので継続しているものが多く、プレイヤーのほとんどの補佐役が女性なのは、言うまでもない。
―――けれど、ほんとうに?
それは、ほんとうに夢の世界なのだろうか。
期待で胸を躍らせる雪野と照美は「ログイン時に不可思議な感覚に負われてログアウト機能が消滅」してしまう。脳裏にノイズが奔り、全身が” 在るべき姿 ”に還る。
摩訶不思議な感覚に見舞われながらも彼らはラ・シェルタの世界で、冒険の一歩を踏み出すのであった。
ラ・シェルタ 虹の乙女を探し求めて。
■VRMMORPG:ラ・シェルタ。
プレイヤーは二人。
一人だけではプレイが出来ず、一人はヒロイン(主人公)、もう一人はヒロインの補佐役(サポーター)として、仮想世界での冒険型恋愛シュミレーション//
掲載日:2023年 02月 13日
最終掲載日:2023年 12月 29日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
ボーイズラブ
ガールズラブ
異世界転生
キーワード:
日常
冒険
VRMMO
TS転生
溺愛
主人公最強