異世界で、人魚姫とか魔王の娘とか呼ばれていますが、わたしは魔族の家族が大好きなのでこれからも家族とプリンを食べて暮らします。～ルゥと幸せの島～

群馬県から異世界転移して、聖女の身体に憑依したルゥと、魔族と人間、そして天使の家族との物語。

群馬の秘境の地で育った月海（るみ）は、異世界の神の娘ペルセポネの魂を持ちながらも長い年月を経てその記憶が失われていた。
そして群馬で行方不明になっていた月海の父親が異世界で『今は亡き魔王』だった事もあり、人間の赤ん坊に憑依した月海はルゥとして魔族に育てられる事になる。
魔族の中で愛に包まれ暮らしながら十四年経ったある日、憑依した聖女の身体が大国の王妹だったと知らされて……
そんなルゥの賑やかな日常の物語。
本編では書けなかった物語を短編などで投稿しました。