王太子アルフォンスが雑な扱いを受ける短編とか中編

　なにかにつけて「顔はよい」と言われる、不憫な王太子がだいたい主人公の短編・中編です。
　王太子アルフォンス、婚約者ジュスティーヌ、男爵令嬢ジュリエットと主要登場人物の名前はすべて同じですが、続編と明記していない限り、平行する別世界のお話と考えてください。

　現在のところ、「『王太子』とかけて『種馬』と解きます」→「王太子妃殿下だって『逆ハー』してみたい！」だけがつながっています。
　種馬の方が先で、逆ハーが後日談です。

■王太子アルフォンス
　金髪碧眼、見た目は王道イケメン貴公子枠。
　こじらせがち男子。
　だいたいのところ、ジュスティーヌとジュリエットの間でふらふらよろめく思春期男子（例外アリ）。

■公爵令嬢ジュスティーヌ・シャラントン
　プラチナブロンド紫眼、超絶美人にして超有能な王太子の婚約者（or王太子妃）
　こじらせがち女子。
　強すぎてファイアボールと呼んでいいのかどうかわからないファイアボールが得意。
　たまに超腹黒。

■男爵令嬢ジュリエット・フォルトレス
　ピンク髪青眼。スキンシップが激しい可愛い系。
　野育ちの破天荒令嬢。
　こじらせまくって身動き取れなくなっている王太子＆婚約者にツッコミを入れる係。
　アルフォンスには冷たく当たり、ジュスティーヌを姫様と慕うことが多い（例外アリ）。

■シャルロット王女
　アルフォンスとジュスティーヌが巧く行く世界線に入ると誕生する第一子。

■グザヴィエ・ノアルスイユ
　宰相ノアルスイユの息子でアルフォンスの侍従候補。
　ドS眼鏡と見せかけてわりとポンコツ。

■ヴァランタン・サン・フォン
　騎士団長サン・フォンの息子。
　「筋肉は裏切らない」教徒の脳筋。

■カタリナ・サン・ラザール公爵令嬢
　たまに出てくるジュスティーヌの天敵。
　マジのガチでヤバい人なので、「悪役」令嬢ではなく、「悪の令嬢」と呼ぶべき人…だったのが、いつの間にやらしれっとハピエン要員に入ってたり。