僕らが紡ぐ約束。

作成ユーザ: 凪兎
✦︎


「今日から俺が、お前の師匠だ。いいか? もし俺や俺の仲間以外がお前に触ろうとした時は、容赦なく──」


「これは約束だ。守れるか?」


✦︎

 パチリ。と青年の目が覚めた。見覚えのない天井。そして、自分の身に感じる不思議な感覚。自分の記憶に靄がかかったように、思い出すことが出来ない。
 思い出せるのはたった一つ。自分の「師匠」と告げた男の言葉のみだった。

 そんなとき、「あ!」と、部屋にいた見知らぬ男が青年に近寄る。

「おはよう! 目が覚めたんだね!」

 男は優しい笑顔を向けて、そう言った。


✦︎



 君は、「約束」をしたことがあるだろうか? 



✦︎

第一章 はじまりの約束

記憶のない主人公。彼は見知らぬ部屋で目を覚ます。 目の前には、「何でも屋」を営んでいるという青年がいた。どうやら青年には、もう2人の仲間がいるらしい。 記憶のない主人公が覚えていることはたった一つ//
作品情報 N3318KT 連載中 ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2025年 07月 12日
最終掲載日:2025年 07月 25日
作品に含まれる要素: 残酷な描写あり
キーワード: 男主人公 冒険 ACT-ADV