文芸部において寄稿した作品
かつて高校の文芸部にて寄稿致しました拙作の、衆目に晒されても構わないような出来のものを選抜して投稿致したものにございます。
作者名を、文芸部で使用しておりました「THE DART」としております。
作者名を、文芸部で使用しておりました「THE DART」としております。
Loup-garou
夜、少年は怯えていた。
街の中を徘徊する脅威に為す術もなく、ただただ時が過ぎるのを待った。
そして、牙を剥いた。
掲載日:2015年 01月 24日
最終更新日:
2018年 04月 21日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
伝奇
サイコホラー
人鬼伝
少年は希った。
愛しい妹と、家族との幸せな日々を。
大きな幸せなんて要らない。
小さな幸せが幾つも連なって、当たり前の幸せを、いつまでも、幸せと呼べる日々を。
例え、自らを犠牲にすることになろうとも//
掲載日:2015年 01月 25日
最終掲載日:2015年 01月 27日
キーワード:
家族愛
妹
鬼
文学フリマ短編小説賞
深山幽谷、死に近し
失った過去を省みて、その背の咎を自覚する者がいる。
神秘の地で、二人が巡り逢い、数奇なる因果を感ずる時、残滓は再び鏤められる。
掲載日:2015年 01月 29日
最終更新日:
2015年 01月 29日
キーワード:
伝奇
生死
幽霊
死者
死生観
手記、今生臨の暇乞い
少年は、常に今生の暇乞いを垂れ続ける。
生き永らえる死はピストルを握り締め、砂礫を踏み締めた。
レゾンデートルの磨滅は、近い。
掲載日:2015年 02月 13日
最終更新日:
2015年 02月 13日
キーワード:
復讐