四季彩の神子伝
春片(はるひら)、夏羽(なつは)、秋流(あきながる)、冬照(ふゆてらす)、四国で成り立つこの世界は、古(いにしえ)より各国に統治の要として神子(みこ)という聖なる存在がいた。春から順に、椿御前、榎御前、楸御前、柊御前と呼ばれ、それぞれに宿した聖なる力で国の平和に貢献してきたのだった。
「椿御前は誠に誇り高い神子様でございますね」
——ごく普通の女子高生である季咲は、ある日目覚めたら、見たことも聞いたこともない国の神子に成り代わっていた。
それまで神子として生きてきた記憶の類など一切//
掲載日:2019年 07月 30日
最終掲載日:2019年 09月 20日
作品に含まれる要素:
異世界転移
キーワード:
シリアス
女主人公
和風
成り代わり
トリップ
這い上がり系
神子
巫女
嫌われ
甘さの欠片もない
驚くほど甘くない