短編

地の果てだった「境界」を飛び越えて、一機の飛行機がやってきた。数年後、新世界へと向かう航路に、新しいパイロットが乗った、郵便飛行機が浮上する。 ※自サイト「鳶の旋回軌道上」と同時掲載中。

いつものように、目を覚ました朝。君は。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 小説未満。しかし、散文詩にもなれない、文字の羅列。

馬鹿には馬鹿にしかわからない話がある。 時代小説風に。地面を掘る男と、旧友の話。

この手紙は、どうかすべて終わった後に読んでくれないか。少なくとも、私が。 ――――――――――――――― 「コンフェッション」のアンサー的小話。「先生」からの手紙。 別サイトにあったものの転載。

唐突に死んだ男は、天国での素晴らしい暮らしを始める。 ところがある時、入国管理の女が男を訪ねてきて―― ※他SNSと重複投稿中。

同棲しようとしたら、既にその家には彼の“元カノ”が住んでいて。 ※他SNSでのお題「元カノ/元カレ」＆「秋刀魚と台風」での作品。 ※他SNSに同時掲載中。

大学進学のため、ミロスワフは格安の古アパートに引っ越した。 最小限の設備しかない、小さな部屋には窓が一つ。 が、掃除のためにミロスワフが窓を開けると、そこは同じようなもう一つの部屋が現れたのだった。//

墓参りに行く老人の、大戦と友人への追憶。フィクションです。 ※自サイト『鳶の旋回軌道上』より転載。

架空戦記。ある新米パイロットから見た、雨の日の怪異。 ※自サイト「鳶の旋回軌道上」より転載。

昔話仕立ての、とある若者の話。 ※自サイト「鳶の旋回軌道上」より転載。

男は真っ白な空間で目が覚めた。ただひとりで。 応えのない空間で迷いながら、男は声を発し続ける。

Decoy No.22をモチーフに、ある鳥の話。 ※自サイト「鳶の旋回軌道上」より転載。

とある男の日記より、空を見た眼の話。 ※自サイト「鳶の旋回軌道上」より転載。

　山奥の、とある男の家に客がやってくる。それは先の戦いで、男に大きな影響を与えた師たる兵だった。 　懐かしい思いを胸に、男は語る。

お題「すずらん」に寄せて書いたもの。 懐かしい花の香に、幼い日の記憶をたどりながら、男はその家に踏み込んだ。

　架空の世界での、飛行機乗りの話。 生きて帰れぬ嵐の中へ、銀翼は消えゆく。