死人とクチナシ〜死を悼む日と１１の詩篇〜

戦火で失ったものは数知れず。想い寄せた友も今は瓦礫となりて。

ああああああああああああああああああああああああああ男のバスタブに緑がふやけて黒へ背広と夢遊病！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！あぁ、もう七時。

汗と香水の香りが入り混じる。死と隣り合わせの彼は、ひどく残酷で、それでいて美しかった。

エタノールの香りがする病室では、いつもあなただけが微笑んで居た。

あの夏は特に暑かった。アイスも顔も人も、同じく溶けた。

明日の身ひとつ知れぬ地を駆ける学徒らに倣おう。

誰かを殺すと決めた時の君の表情が好き。

包み隠さず言う事の美徳を嫌う実直で誠実な美学。言わずもがな。憐れ。

深夜の台所で冷蔵庫を背に、キャビアを貪る。雑音だらけの日々から逃れるための、たったひとつの方法でした。

どうにもならない関係なら、一層、壊してしまえばいい。

男(オトコ)なんてものとひたすらにセックスしておけば良いのではないか？モラルとマジョリティ。イマは捨ておけ。