ぼくとダメ姉とたまに◯◯な人たち

隠れ引きこもりの姉と大学のぼくの二人暮らしの日常。 姉にまともな生活をさせたい伯父とぐーたら姉のしょうもないバトルと穏やかなお茶の時間までの穏やかな日々。

四年に一度の冬季オリンピックのスケートを楽しむ姉と、その姿を苛立たしく思う弟。 大雪のせいで大学も休講で外出するにもできない弟は、いつも以上になにもしないでテレビでフィギュアスケート観戦する姉に苛立っ//

男子フィギュアスケートが終了し、冬季五輪中の姉の怠惰な日々が終わると思いほっとした弟。 だが、姉の一言で更に苛立ちと落胆を覚える。

冬季オリンピックが終わり消し炭のように燃え尽きた姉。 ひょんなことから、恋愛アプリを始めた姉が更にクズ姉へと悪化するのを見守る弟と姉の小さな家庭内攻防戦へと発展する。

ある日、ぼくの友人の浩史が姉のことを「ゾンビ姉ちゃん」と呼びだした。 姉とも仲のいい浩史は尊敬の意味を込めてゾンビと言ったらしく、姉の前向きさを熱弁する。

姉の録画してた番組をぼくが先に観たことから、不機嫌になる姉だが、素直に謝ると少しだけ可愛い反応が返ってきた。 可愛くないけど、ちょっと可愛い姉と過ごす穏やかな日曜日。