タナトスの箱庭
“人は死んだら何処へ行く?”数多の人々が何度となく口にしてきたその問いは、救いを求める想いと混ざり合い、やがて答えを生み出した。それが“冥府”である。生前に善行を詰んだものは天へ、悪行を重ねたものは地へと振り分けられ、大罪人は罪を贖うべく役割を負って業とする。これはその、業の名を持った者たちの酷く退屈な冥府におけるほんの些細な物語。
血塗られた首
それは偶然か、必然か――。訳ありで飛び出した八重洲梓は、雨の住宅街で変わり者の男に拾われた。奇妙な生活と、奇妙な衝動。平穏を求める梓に、果たして安息は訪れるのか。(旧題:「タナトスの箱庭」/シリーズ化//
掲載日:2013年 02月 12日
最終掲載日:2013年 02月 16日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
シリアス
宴は闇夜に斯く消える
ナナシとの奇妙な生活に終止符を打ち、在るべきところへ導かれてきた梓。ヘルメスと名乗る少年のような男に案内され、冥王ハーデスの統べる冥府へと足を踏み入れた梓に、耳慣れない役割が下される。時を経て少しずつ//
掲載日:2013年 02月 18日
最終掲載日:2013年 02月 23日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
ファンタジー