10の短編
以前書いたものを、加筆修正して投稿した短編集です。たぶん、それぞれに繋がりはありません。
ネタバレしてしまうと、友人が趣味で撮った写真を基にしているところがあるので、似たようなシーンというか、小説を構成する材料が見受けられます。
たとえば「シャボン玉」とか「雨」とか「電線」とか「犬」とか……etc.
今回変更した設定もあるのですが、ほとんどそのまま起用してしまったので……気にせず読んでもらえると嬉しいです。
ネタバレしてしまうと、友人が趣味で撮った写真を基にしているところがあるので、似たようなシーンというか、小説を構成する材料が見受けられます。
たとえば「シャボン玉」とか「雨」とか「電線」とか「犬」とか……etc.
今回変更した設定もあるのですが、ほとんどそのまま起用してしまったので……気にせず読んでもらえると嬉しいです。
美しい鳥
お気に入りのワンピースを着て無断で家を出たひなた。
何気なしに近所の公園の中を歩いていると、自分と同い年くらいの女の子が父親の手を引きながら興奮したように声を上げるのを耳にする。
「パパ、見て! キレ//
掲載日:2011年 03月 16日
最終更新日:
2011年 03月 16日
キーワード:
鳥
シャボン玉
手
家族
切ない
空
祈り
姿を変えて
学校からの帰り道。急に雨が降り出した。通り雨だ。雫と太一は公園のベンチで雨宿りする。頭上の濃く茂った木の葉が雨を防ぐ。まるで二人を避けるように降る雨は、一向に止む気配がなかった。雫は自分の腕を抱く。太//
掲載日:2011年 03月 16日
最終更新日:
2011年 03月 16日
キーワード:
雨宿り
白馬
虹
高校生
幼馴染
ヒミツ
僕の特技、それは動物の声を聴くことだ。
ただ、一つだけ条件がある。
それは、僕が作ったシャボン玉にその対象を当てなきゃいけないということ。
これには正直苦労する。たまに逃げられたり、怒られたりするから//
掲載日:2011年 03月 16日
最終更新日:
2011年 04月 23日
キーワード:
シャボン玉
超能力
秘密
ほのぼの
ギャグ
恋愛
高校生
雨に濡れた硝子の感情
友矢は雨の降るベランダを静かに眺めていた。そこに咲く朝顔は、以前一志が植えたものだった。友矢は花に全く興味がない。彼が「花の手入れをする」という名目で部屋を訪れるから、余計に何もしていない。朝顔は確実//
掲載日:2011年 03月 16日
最終更新日:
2011年 04月 09日
キーワード:
花
硝子
関係
日常
兄弟?
友人?
雨