【不遇職:調香師】と蔑まれ追放された俺、実は神の薬師だった〜「ただの草だろ?」と捨てた雑草が万能薬に化け、聖女や女騎士に溺愛される。今さら戻れと言われても、そっちはもう手遅れ(全滅確定)ですよね?〜
「――おい、ゼクス。お前、今日限りでクビだ。このパーティから出て行け」
迷宮(ダンジョン)の第45階層。
命を懸けた探索の最中、勇者カイルは吐き捨てるようにそう言った。
彼の背後では、他の仲間たちも冷ややかな視線を俺に向けている。
「……えっ? 今、なんて……?」
「耳まで腐ったか? 無能な『調香師』はいらないと言ったんだ。お前の作るポーションは、泥水みたいに苦くて飲めたもんじゃない。おまけに傷の治りも遅いときた」
「そ、そんなはずはない。俺の薬は、素材の魔力を極限まで引き出して――」
「黙れよ。お前がチマチマと雑草を煮込んでいる間に、俺たちは聖教会の『特製聖水』を手に入れたんだ。あれこそが本物の薬だ。お前の代わりなんて、いくらでもいるんだよ」
カイルが足元に投げ捨てたのは、俺が昨夜寝る間を惜しんで調合した特製の回復薬(ポーション)だった。
ガラス瓶が割れ、琥珀色の液体がダンジョンの冷たい床に広がる。
「……それは、ただの薬じゃないんだ。カイル、君たちの装備の劣化を防ぎ、呪いへの耐性も付与して――」
「うるせえ! 言い訳は見苦しいぞ! さっさと失せろ。あぁ、その荷物は置いていけ。それはパーティの共有財産だ」
身一つで、魔物がひしめく深層に放り出される。
それは実質的な死刑宣告だった。
迷宮(ダンジョン)の第45階層。
命を懸けた探索の最中、勇者カイルは吐き捨てるようにそう言った。
彼の背後では、他の仲間たちも冷ややかな視線を俺に向けている。
「……えっ? 今、なんて……?」
「耳まで腐ったか? 無能な『調香師』はいらないと言ったんだ。お前の作るポーションは、泥水みたいに苦くて飲めたもんじゃない。おまけに傷の治りも遅いときた」
「そ、そんなはずはない。俺の薬は、素材の魔力を極限まで引き出して――」
「黙れよ。お前がチマチマと雑草を煮込んでいる間に、俺たちは聖教会の『特製聖水』を手に入れたんだ。あれこそが本物の薬だ。お前の代わりなんて、いくらでもいるんだよ」
カイルが足元に投げ捨てたのは、俺が昨夜寝る間を惜しんで調合した特製の回復薬(ポーション)だった。
ガラス瓶が割れ、琥珀色の液体がダンジョンの冷たい床に広がる。
「……それは、ただの薬じゃないんだ。カイル、君たちの装備の劣化を防ぎ、呪いへの耐性も付与して――」
「うるせえ! 言い訳は見苦しいぞ! さっさと失せろ。あぁ、その荷物は置いていけ。それはパーティの共有財産だ」
身一つで、魔物がひしめく深層に放り出される。
それは実質的な死刑宣告だった。
【不遇職:調香師】と蔑まれ追放された俺、実は神の薬師だった〜「ただの草だろ?」と捨てた雑草が万能薬に化け、聖女や女騎士に溺愛される。今さら戻れと言われても、そっちはもう手遅れ(全滅確定)ですよね?〜
「お前のような無能は、我がパーティにはいらん!」
勇者パーティの専属調香師だったゼクスは、ある日突然、ダンジョンの深層で追放を言い渡される。
彼が仲間のために心血を注いで作ったポーションは「泥水」と罵//
掲載日:2026年 03月 21日
最終掲載日:2026年 03月 21日
キーワード:
男主人公
オリジナル戦記
異世界
追放
ざまぁ
成り上がり
チート
不遇職
調香師
薬師
無自覚
無双
聖女
王女
神眼