遅咲き冒険者ロイドの生存戦術

王都の冒険者学院。
そこは、英雄を育てる場所ではない。
魔物に襲われる現場で、いかに生き残り、いかに仲間を五体満足で連れ帰るか――その「生存術」を骨の髄まで叩き込む場所だ。


辺境の地でたった一人、死線を越え続けてきた冒険者ロイド。
彼が学院へ持ち込んだ武器は、誰もが忌避する異端の術――「蝕毒(しょくどく)魔法」。
内側から神経を蝕み、判断力を奪うその力は、あまりの陰惨さから「対人用の呪い」と蔑まれ、正道の戦いからは外れた“汚れた術”として疎まれていた。

圧倒的な力で粉砕する者。
緻密な知識で弱点を突く者。
組織的な連携を美徳とする学院の中で、ロイドだけが、泥を啜ってでも勝つための「個の戦い」を身体に刻んできた。

しかし、王都が求めるのは個人の生存ではない。
隊列を維持し、仲間を活かし、絶望的な魔物すら組織力で討伐する――「集団の勝利」だ。

やがてロイドたちの前に、既存の定石を嘲笑う**“異常個体”**が姿を現す。
力ではなく、こちらの連携の綻びを突き、定石を崩してくる狡猾な怪物たち。
壊滅の危機に瀕する仲間を前に、忌み嫌われた「毒」と辺境仕込みの「実戦感覚」は、逆転の一手となり得るのか。

これは、異端の術を持つ青年が、仲間と共に戦う意味を問い直し、己の居場所を切り拓いていく――実戦派バトルファンタジー。

辺境で暗殺術を操る男が、冒険者学院で仲間と生きて帰る術を学び直す

これは、ひとりで勝つ剣しか持たなかった男が、仲間と生きて帰る術を学び直す物語。 助けに入った冒険者パーティを、誰一人連れて帰れなかった。 辺境で九年ソロを続けてきたD級冒険者ロイドは、自分の戦い方で//
作品情報 N8716LW 連載中 ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2026年 03月 09日
最終掲載日:2026年 03月 23日
キーワード: ネトコン14 ESN大賞10 シリアス 男主人公 アイリスIF8大賞 OVL大賞11 ファンタジー部門総合 冒険者学院/成長 パーティ戦術論 実戦描写