短編集

とある理由で前職を辞めることとなり再就職に苦労する日々の中、不可思議な夢を見た。 曰く、自分たちの種族の危機を救うため、この世界で魔王様を預かって育てて欲しいとのこと。 提示された思わぬ好条件。つい//

夢の中での子育て依頼は夢ではなかった。 どうするべきか困った私は学生時代に仲の良かった友達に相談してみることにする。 最初こそ意味不明な状況に困惑されたものの、母親としての子育ての先輩はやっぱり頼りに//

何の因果かとある神様の小姓をすることになった僕。 でもその神様は随分とぐーたらな方でして、もうじき新年だというのになかなか準備に取り掛かってくれないのです。 かわいいところもある方なのでお世話すること//

新年を迎えるにあたり、新年行事をサボりたがる神様を引っ張って祀られている宮にやってきた。なおもぐずる神様になんとかお仕事をさせようとしたのだが……。

どこかにあるぬいぐるみの国のお話です。 こわい夢を見続けるねこのぬいぐるみを助けるため いぬのぬいぐるみが取った方法とは、そしてその結末は。