平安時代叢書
平安時代。それは日本史の教科書で習う、あるいは古典の教科書で習う今から1000年前の日本国。
400年という長きに亘って続いた時代でありながら、日本史の教科書では数十ページ程度しかなく、歴史年表では出来事と出来事の間に十年以上の隙間があることも珍しくない。古典の教科書で伝える文化や文芸は400年間の平安時代の一断面を伝えるに過ぎない。
平安時代には年表を埋め尽くす出来事があり、現在と変わらぬ日常があり、そして、現在の日本国が現在のようになっている理由がある。それはいったい何か? それはいったいどのようなものか? 日本史の教科書でも、古典の教科書でも、ごくあっさりとしか書いていないことを、本作は詳細に書き記す。
平安時代を全て書く。それがこの「平安時代叢書」シリーズである。
400年という長きに亘って続いた時代でありながら、日本史の教科書では数十ページ程度しかなく、歴史年表では出来事と出来事の間に十年以上の隙間があることも珍しくない。古典の教科書で伝える文化や文芸は400年間の平安時代の一断面を伝えるに過ぎない。
平安時代には年表を埋め尽くす出来事があり、現在と変わらぬ日常があり、そして、現在の日本国が現在のようになっている理由がある。それはいったい何か? それはいったいどのようなものか? 日本史の教科書でも、古典の教科書でも、ごくあっさりとしか書いていないことを、本作は詳細に書き記す。
平安時代を全て書く。それがこの「平安時代叢書」シリーズである。
平安時代叢書 第一集 安殿親王(あてのみこ)と薬子(くすこ)
史上最大の悪女、藤原薬子。薬子に魅了された後の平城天皇こと安殿親王。運命に引き裂かれながら愛さぬ者と結婚し、運命に逆らって愛する者と結ばれた二人に時代の波が押し寄せる。帝位に就いた安殿親王は薬子ととも//
掲載日:2009年 05月 31日
最終更新日:
2010年 03月 07日
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平安時代叢書 第二集 北家起つ~藤原冬嗣の苦悩~
嵯峨天皇の絶大な信頼を得て若くして権力を掴んだ冬嗣(ふゆつぐ)は、勢力を伸ばそうとたくらむ葛野麻呂(かどのまろ)や緒嗣(おつぐ)といったライバルと宮中で冬嗣と対立する中、他者の上に冷酷な存在として君//
掲載日:2009年 12月 06日
最終掲載日:2009年 12月 06日
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史実
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平安時代叢書 第三集 中納言良房
時は天長三(八二六)年。権勢を極めた藤原冬嗣の死とともに、権力は右大臣藤原緒嗣のもとに移った。
冬嗣の子藤原良房は嵯峨上皇の娘を妻に迎える厚遇を得ていたが、父冬嗣と対立していた緒嗣の権力下では冷遇//
掲載日:2009年 12月 19日
最終掲載日:2010年 05月 02日
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平安時代叢書 第四集 応天門燃ゆ
平安時代叢書 第四集
承和の変により反対勢力の一掃に成功した藤原良房。しかし、律令派の残党が文徳天皇を奉じて政権を奪還し、再び律令派の時代へと舞い戻った。朝廷を二分する争いは、皇室を、藤原兄弟を、そし//
掲載日:2011年 11月 21日
最終掲載日:2011年 11月 21日
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平安時代叢書 第五集 摂政基経
応天門の変ののち、左大臣源信、右大臣藤原良相、そして摂政太政大臣藤原良房が隠遁し、清和天皇は表から消えた藤原良房の名を利用した政務再編を試みる。しかし、その政務再編は国民生活を悪化させ、相次ぐ自然災害//
掲載日:2022年 10月 11日
最終掲載日:2022年 10月 11日
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平安時代叢書 第六集 左大臣時平
平安時代中期、宮中は藤原家と学者派の二派が勢力争いを繰り広げていた。陽成天皇は親友藤原時平とともに民衆の苦しい暮らしを目の当たりにし、今の政治が誤っていると確信。学者派とともに律令に基づいた天皇親政//
掲載日:2009年 12月 06日
最終掲載日:2009年 12月 06日
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平安時代叢書 第七集 貞信公忠平
菅原道真が亡くなった。
藤原時平も亡くなった。
国政は藤原時平の弟の藤原忠平のもとへと渡り、藤原忠平は父の藤原基経や祖父の藤原良房の時代への回帰を図ったが、中国大陸では唐が滅亡して五代十国の混迷が始ま//
掲載日:2022年 10月 12日
最終掲載日:2022年 10月 12日
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平将門
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平安時代叢書 第八集 天暦之治
平将門と藤原純友の乱を平定して間もなく朝廷の実質的な最高権力者となっていた藤原忠平が亡くなり、時代は藤原忠平の子供達の世代の時代へと移っていく。しかし、ここで最高権力者となったのは村上天皇であった。村//
掲載日:2022年 10月 12日
最終掲載日:2022年 10月 12日
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平安時代叢書 第九集 戦乱無き混迷
安和の変を経て藤原摂関政治は完成した。朝廷の中枢は藤原氏が占め、稀に源氏がいるだけとなっていた。しかし、それで争いと無縁となったわけではない。後に待っていたのは藤原氏内部の争いであった。病弱な藤原伊尹//
掲載日:2022年 10月 13日
最終掲載日:2022年 10月 13日
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平安時代叢書 第十集 源氏物語の時代
藤原摂関政治の全権を手にした藤原兼家は、自分の手にした権力の全てを長男の藤原道隆に譲って世を去った。藤原道隆は弟たちとともに父の築き上げた権勢を継承することを試みるが、予期せぬ死が藤原道隆を襲う。さら//
掲載日:2022年 10月 13日
最終掲載日:2022年 10月 13日
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藤原道長
源氏物語
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平安時代叢書 第十一集 欠けたる望月
栄花を手にした藤原道長は、人臣の最高権威者が皇室とつながって権力を手にし国政を操作する仕組みこそがこの国を安定化させ国民生活を向上させるとの核心のもと、藤原摂関政治を永続的なものとさせるために藤原氏の//
掲載日:2022年 10月 13日
最終掲載日:2022年 10月 13日
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藤原道長
藤原頼通
平忠常
刀伊の入寇
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平安時代叢書 第十二集 末法之世
藤原道長が世を去り、藤原摂関政治は後継者の藤原頼通のもとに託されることとなった。しかし、藤原頼通は藤原道長の敷いた権力安定路線を歩むことができず、皮肉にも摂関政治の根幹たる皇室との関連性を閉ざしてしま//
掲載日:2022年 10月 13日
最終掲載日:2022年 10月 14日
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歴史
平等院
鳳凰堂
前九年の役
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平安時代叢書 第十三集 次に来るもの
藤原摂関政治のピークであったはずの藤原頼通政権は終わりを迎えた。それも、後継者の選定に失敗した末での老衰による終わりであった。藤原頼通は死を迎えたわけではなく引退しただけであるが過去の人となってしまっ//
掲載日:2022年 10月 14日
最終掲載日:2022年 10月 14日
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平安時代
藤原頼通
後三条天皇
白河天皇
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平安時代叢書 第十四集 天下三不如意
藤原師実の死によって朝廷内に君臨していた藤原氏の勢力は衰退し、相対的に白河法皇の地位が向上して院政が始まった。国家の全ての権力を手にした白河法皇は、鴨川の水害、サイコロの目、そして比叡山延暦寺の僧兵以//
掲載日:2022年 10月 14日
最終掲載日:2022年 10月 14日
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院政
白河法皇
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平安時代叢書 第十五集 鳥羽院の時代
白河法皇の死後、時代は鳥羽院が院政を敷く時代へと移り変わる。白河法皇の時代と変わらぬ寺社勢力との諍い、復活を目指す藤原摂関家とのせめぎ合いが続くと思われたが、ここで新たな勢力である伊勢平氏がその武力と//
掲載日:2022年 10月 14日
最終掲載日:2022年 10月 14日
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平安時代叢書 第十六集 平家起つ ~平家ニ非ズンバ人ニ非ズ~
保元の乱が後白河天皇側の勝利に終わった後、後白河天皇は譲位して上皇となって院政をはじめる。後白河院政の主軸を担ったのは僧侶の信西であった。信西の推し進める政策は日本国を復興させていったものの不満を抱く//
掲載日:2022年 10月 14日
最終掲載日:2022年 10月 15日
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平安時代叢書 第十七集 平家物語の時代 ~驕ル平家ハ久シカラズ~
治承三年の政変で日本国の天下を握った平家は、福原遷都を強行するなど高圧的な政治を展開して日本中の不満を集め、その不満は以仁王のもとに集っての反乱へと発展した。以仁王の反乱は平家によって鎮圧されたが、反//
掲載日:2022年 10月 15日
最終掲載日:2022年 10月 15日
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平安時代叢書 第十八集 覇者の啓蟄~鎌倉幕府草創前夜~
源平合戦の勝者となった源頼朝の前に、戦乱終結後の混迷が待ち受ける。源頼朝の代理人として京都に向かったはずの源義経は源頼朝の元から離れ、ついには離反して奥州平泉へと向かう。奥州平泉は100年間に亘って奥//
掲載日:2024年 01月 13日
最終掲載日:2024年 01月 13日
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