人形はシェルピンクの匂い
人形のように美しい、ある女、或いは少女の短編集。
愛された記憶と紅色の乖離
母から愛された記憶がない。
人形のように冷たく美しい母親は息子のことを、本当に愛しているのだろうか?
息子は母とともに歩んできた、小学生のころから現在にいたるまでの道を振り返る。
掲載日:2017年 12月 26日
最終更新日:
2017年 12月 26日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
短編
現代
親子
母
息子
朧気な過失と紫の暴力
不登校になった私を迎えにくるのは、人形のように美しいクラスメイトのミレイだった。
担任のいいつけを守り、私を登校させるために毎日やってくるミレイを諦めさせるため、部活の先輩にいじめられていることが不登//
掲載日:2018年 01月 02日
最終更新日:
2018年 01月 02日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
シリアス
現代
短編
いじめ
学校
幾許かの別離と灰色の家族
小学四年生のとき、両親が離婚した。
翌年には父親が再婚し、新しい母親と美しい姉のミレイが家族に加わる。
血の繋がりはなくとも、大好きな姉と一緒にいられることが幸せであった。
しかし、義理の母の死、父の//
掲載日:2018年 01月 17日
最終更新日:
2018年 01月 17日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
現代
姉
離婚
飼育される僕と泥色の時間
ぼくはミレイに連れ去られた。
おうちには帰してもらえない。
美味しいごはん。快適な部屋。
怪我を負いつつも、何とか脱出を試みる。
戻れる場所なんてどこにもないのに――。
掲載日:2018年 01月 17日
最終更新日:
2018年 01月 17日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
サスペンス
シリアス
誘拐
監禁
いじめ
現代
凍てつく目覚めと墨色の正気
目覚めることに怯えの伴う彼は、恋人のミレイとともに雪山で遭難した過去を持っていた。
日々の平穏さに感謝しつつ、生還しても残る気がかり。
あの暗く寒い穴蔵に残された彼女のこと。
掲載日:2018年 01月 23日
最終更新日:
2018年 01月 23日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
現代
シリアス
脈打つ違和感と締め付けは素色
夫が前妻との子供を連れ帰ってきた。
自殺を図って入院してしまった前妻の代わりに、しばらく子供を預かることになる。
子供ゆえの可愛らしさと大人びた美しさを同居させた幼い少女に、戸惑いを感じたものの、
次//
掲載日:2018年 01月 30日
最終更新日:
2018年 01月 30日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
シリアス
現代
親子
名もなき香りと寒色の情熱
同性の恋人といつまでも続く甘美な時間は、私にとって不可解な結末をむかえる。
掲載日:2018年 02月 06日
最終更新日:
2018年 02月 06日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
シリアス
現代
同棲
同性愛
思い出の暗闇と居心地は原色
死者の蘇りが信じられている。
私の故郷はそんな場所だ――。
幼い頃に亡くなった友人が目の前に現れ、それは確信に変わる。
掲載日:2018年 02月 23日
最終更新日:
2018年 02月 23日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
シリアス
現代
死者
蘇生