大東亜戦史
戦後日本に流布された戦史は、極東裁判史観の影響を強く受けているので必ずしも正しくはありません。GHQに押し付けられた太平洋戦争史観をいったん否定すると、新鮮な戦史が浮かび上がってきます。
五十六伝
山本五十六が海軍兵学校を卒業したとき、日本は日露戦争の最中でした。五十六は戦艦「三笠」乗り組みを命ぜられ、日本海海戦に参戦しますが、不幸にして重傷を負ってしまいます。しかし、その病床で五十六は日露戦//
掲載日:2020年 10月 05日
最終掲載日:2020年 10月 24日
キーワード:
史実
シリアス
男主人公
昭和
山本五十六
大東亜戦争
藤原機関とインド国民軍
大東亜戦争後期に印緬国境で生起したインパール作戦については、その戦況の悲惨さと戦略の無謀さがくりかえし強調されています。その指摘はたしかに的確なものですが、それだけがインパール作戦ではありません。あ//
掲載日:2020年 08月 08日
最終掲載日:2020年 08月 23日
キーワード:
史実
藤原岩市
チャンドラ・ボース
男主人公
昭和
シリアス
古賀峯一長官の苦闘
昭和十八年四月、ソロモン諸島の最前線で連合艦隊司令長官山本五十六大将が戦死しました。このあとをうけて連合艦隊司令長官に親補されたのは古賀峯一大将でした。しかし、その古賀長官の戦いぶりについてはあまり//
掲載日:2022年 08月 30日
最終更新日:
2023年 10月 03日
キーワード:
史実
古賀峯一
連合艦隊
大東亜戦争
シリアス
男主人公
昭和
貫太郎の終戦工作
人生の最終盤になって大仕事をやり遂げた人物がいます。鈴木貫太郎です。
幕末に武士の子として生まれた鈴木貫太郎は、海軍に奉職しました。日清、日露の戦役に参戦し、連合艦隊司令長官と海軍軍令部長を歴任し//
掲載日:2021年 01月 22日
最終掲載日:2021年 02月 04日
キーワード:
史実
鈴木貫太郎
終戦工作
シリアス
男主人公
昭和
ガダルカナルからの撤退
ガダルカナル島の攻防戦は、日米戦争の天王山でした。その初動において日本軍は幾多の過誤を犯したため、抜き差しならない消耗戦に足をとられました。しかし、その誤謬に気づいた後、撤退が語られるようになり、大//
掲載日:2020年 07月 06日
最終掲載日:2020年 07月 14日
キーワード:
史実
シリアス
男主人公
昭和
井本熊男
ガダルカナル
美治郎の後始末
帝国陸軍最後の参謀総長は梅津美治郎大将でした。
その名はあまり知られていませんが、陸軍史上でも屈指の能吏でした。その梅津の能力を、陸軍は様々な不祥事の後始末に発揮させました。満洲事変、クーデター未遂//
掲載日:2021年 03月 04日
最終掲載日:2021年 03月 13日
キーワード:
史実
梅津美治郎
シリアス
男主人公
近代
大東亜戦争
永野修身元帥のこと
大東亜戦争開戦時の海軍軍令部総長は永野修身(ながのおさみ)大将でした。
永野修身大将は、国策の最高意思決定機関たる大本営政府連絡会議に出席して国政の方針決定に参画しました。同時に、軍令部総長とし//
掲載日:2022年 01月 31日
最終更新日:
2023年 10月 04日
キーワード:
史実
永野修身
海軍軍令部
シリアス
男主人公
近代
沖縄戦の三軍人
大東亜戦争の終盤、日本本土に向けて進攻するアメリカ軍を沖縄で迎え撃ったのは、第三十二軍です。その第三十二軍司令部には、三名の個性的な軍人がいました。この三名は、いずれも陸軍士官学校を卒業し、陸軍大学//
掲載日:2020年 12月 21日
最終掲載日:2021年 01月 03日
キーワード:
史実
沖縄戦
八原博通
長勇
牛島満
シリアス
男主人公
近代
蒙彊撤退作戦
昭和二十年八月、日本政府はポツダム宣言を受諾しました。停戦です。そのとき蒙彊(もうきょう:内モンゴル)にはおよそ四万人の日本人居留民がいました。その蒙彊に兵力五万のソビエト軍が迫りました。これに対抗//
掲載日:2020年 06月 20日
最終掲載日:2020年 06月 26日
キーワード:
史実
根本博
蒙彊
駐蒙軍
シリアス
昭和
インテリゲンツ戦記
堀栄三少佐が陸軍参謀本部に異動したのは昭和十八年九月です。すでに大東亜戦争が始まって一年半以上が経過していました。情報をあつかう第二部に配属された堀少佐は、初めての情報任務にとまどい、大恥をかいてし//
掲載日:2020年 08月 24日
最終掲載日:2020年 09月 01日
キーワード:
史実
堀栄三
情報戦
男主人公
昭和
シリアス