短編集

わたしとあいつは、仲が良かった。 いつまでもずっと一緒だと思ってた。 けど、あいつは、たった一人で死んじまった。

とある喫茶店のマスターとメイドのお話。 ■竜が人を喰らうアンソロジー「人食い竜と腹の中の君」収録作品です。

死にたいと思った人間に、市役所の人間が提示したのは、近年発表された『安楽死制度』についてだった。

今の若者は、異世界転生に興味を持っているらしい。 ならば、「信じれば異世界転生出来る」という宗教を作れば良いのでは無いか？ これは、そんなことを考えた希代の詐欺師の話。

少年二人がしりとりをするおはなし。

旅で出会った焼きそばのお話。ノンフィクション風。 ※ツイッターで連載した作品に、一部加筆修正しています。

プロトタイプの短編。

幼馴染から手紙が来た。 その手紙は少々風変りで……？

その家にはずっと一人の博士が住んでいた。 彼が作った最高傑作、機械仕掛けのメイドとともに。

地面に手が生えていた。 ＊覆面作家企画８参加作品。 ＊探偵の皆さんからは「隠す気ないだろ」と言われたとか言われなかったとか。

　俺は、突然ながら猫を拾った。

本日の放送は終了いたしました。明日もまた、本テレビ局でお楽しみください。 ※短編集掲載作品。

「煙草を吸っているとね、思い出すんだ」 それは、彼女と家族の物語。 ■煙草アンソロジー収録作品です。

　社会にひっそり浸透していった、保険会社の新サービス「〆切保険」を契約する青年の一幕。

ノベリスト三題噺（http://knkawaraya.net/novelist/odaibako/）にて執筆。（加筆修正） #お題：パソコン・ホテル・白雪姫

なんでも言わないと気が済まない「彼」。 その「彼」に訪れた出来事とは。

夢の中で出会った、白いカラスと少女の話。 ◇即興小説トレーニングで15分で書いた作品です。1717字。

人々に“死”を伝えるためにやってくる使者がいる。それとひとりの少女のお話。

できるか星新一の新作　人工知能が制作挑戦 （47NEWS（よんななニュース）） http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012090601001570.html　を見て書//

「わたし、今日で死ぬことにしたんだ」 コンビニのレジで、店員にそう言った女性。 そんな女性と、対応した深夜バイトのある一幕。

即興小説（http://webken.info/live_writing/novel.php?id=4695）からの転載。捨て猫と霧雨とアンパンの話。

あなたの願いを叶えましょう。 たった一つだけです。よく考えてください。 願いは完全なものではありません。 それとクーリングオフは使えません。 それでは、最後にもう一度。 ようく、考えて願いを教えてく//

　七夕。 　織姫と彦星が天の川を渡って一年に一回会うことが出来る、ロマンチックな日。 　実は俺の彼女もそういう感じでさ、一年に一回しか会わないんだよ。いや、会えない……と言ったほうが正しいかもしれない//

突然ですが、あなたに死んでいただきます。

即興小説トレーニングにて執筆した小説。 お題「不幸な慰め」

おばあちゃんと孫の話。原稿用紙３枚くらいの短編かと思います。（11/27追記：エブリスタでも掲載しました。）

決して朝が訪れない、不思議な町。 『始まり』を見に行こうとする少年たちの物語。

[速報]東京都へ入都するには、パスポートが必要になるとのこと。××知事が声明を発表。 ※なおこのニュースは嘘です。

むかあしむかし、あるところに小さな国がありました。 そしてその国に、小さな女の子が生まれました。その女の子は、こう呼ばれました。 ――ほのおのひめ、と。

ある冬の日、待合室での一幕。

決して、昨日のお話じゃあないです。 ええ、フィクションですよ。 だからフィクションですってば。

実家に帰省したサラリーマンの、おふくろの味。

ナゴヤ＝シティにはヤカンマンというヒーローが居る。 世界一、素朴なヒーローが居る。 （※即興小説トレーニングにて執筆した作品です。）

ようこそ、地獄へ。 あなたの悪行を悔い改めてください。

　――それは、たった一人の『大切な人』の死の物語。 ■2018年に頒布した「死アンソロジー　相死相哀」掲載作にWeb用に改稿を加えたものです。 ■ノベルアップ＋にも掲載しています。

人生に疲れた男の話。

十年ぶりに街の喫茶店で再会した、男女の幼馴染の話。 ※過去アンソロジーに収録した作品のWEB再録です。

「これが大晦日の更新で良いんすか？」 「良いんじゃないの、別に？」