テーマ詩集：自由

　どうせ、自由になんてなれないなら。 　ちゃんと、不自由になろう！

　自由を、望み。手にしたところで。 　その真贋を見極める眼を、我々は持っているのだろうか？ 　偽物をつかまされたまま、うかれてやしないか？

　自由でありたいと望むくせに、自由の在りかたを心得ている者がどのくらいあるだろうか？ 　だが、これは悪質な引っ掛け問題。 　なぜなら、「自由」という在りかたにとらわれないことこそが、自由な在りかたな//

　あたしに大事な思想の自由について考えてみた。

　衝動のまま、自由自在に駆けまわりたいのさ。