地球・リュトスト財団編 交流100周年記念総覧 過去・現在・未来
〈日本語版序文〉
この大全は、地球と惑星リュトストとの交流100周年ならびに地球リュトスト年、リュトスト地球年を記念して編纂されるものである。
有り難いことに両惑星で公転周期はほぼ同一なため、両惑星で共に、同じように本年を祝うことができる。
双方にとってのファースト・コンタクトからはや一世紀、その間多少の混乱はあれど、概ね地球とリュトストは良好な関係を維持してきた。
それは両惑星の住人同士の草の根の交流も大いに寄与している。実際に惑星間を移動するものはあまり多くは無かったが、タイムラグがあるにも関わらずレーザー等を使った通信で両惑星は結ばれた。
そして現在、地球・リュトスト合同プロジェクトとして第三世代惑星間航行船の建造が進行中である。これにより一層両惑星間での人の往来が盛んになるだろう。
このよい年に、当財団は地球とリュトストの有志から調査報告、創作問わず原稿を募ることとした。
地球、リュトスト双方とも豊穣な過去を有する。財団の資料のいくつかはそれを反映しており、今回それらの資料も掲載される。
しかし、我々は今を生きる両惑星の住人の、生の言葉も両惑星の歴史の輝かしい1ページであり、過去の豊かさにも負けていないと考える。
この大全の編纂において、ひろく一般に原稿を募集するのはこれが理由である。
両惑星の未来の発展とますますの友好を祈願して、ふるって参加していただきたい。
この大全は、地球と惑星リュトストとの交流100周年ならびに地球リュトスト年、リュトスト地球年を記念して編纂されるものである。
有り難いことに両惑星で公転周期はほぼ同一なため、両惑星で共に、同じように本年を祝うことができる。
双方にとってのファースト・コンタクトからはや一世紀、その間多少の混乱はあれど、概ね地球とリュトストは良好な関係を維持してきた。
それは両惑星の住人同士の草の根の交流も大いに寄与している。実際に惑星間を移動するものはあまり多くは無かったが、タイムラグがあるにも関わらずレーザー等を使った通信で両惑星は結ばれた。
そして現在、地球・リュトスト合同プロジェクトとして第三世代惑星間航行船の建造が進行中である。これにより一層両惑星間での人の往来が盛んになるだろう。
このよい年に、当財団は地球とリュトストの有志から調査報告、創作問わず原稿を募ることとした。
地球、リュトスト双方とも豊穣な過去を有する。財団の資料のいくつかはそれを反映しており、今回それらの資料も掲載される。
しかし、我々は今を生きる両惑星の住人の、生の言葉も両惑星の歴史の輝かしい1ページであり、過去の豊かさにも負けていないと考える。
この大全の編纂において、ひろく一般に原稿を募集するのはこれが理由である。
両惑星の未来の発展とますますの友好を祈願して、ふるって参加していただきたい。