短編まとめ

夕暮れ時には魔が現れるという。ここに一人、その魔に魅力された男がいる。

戦争で大量生産されたジョニーシリーズ。戦争が集結し、使い道の無くなったジョニーシリーズは家庭用に改良された。

酢昆布が食べたい。酢昆布が食べたいのだ！ これは食べればどんな悩みも相談した気分になる伝説の酢昆布をめぐる熱き男達の戦い。

生への渇望。それは私にとって、祈りに近しいものだった。

人魚の肉を食べると、不老不死になるという。その噂は広まり、国中の人間がそれを追い求めた。

昔、誰かにひどいことを言った気がする。でも、その内容は思い出せるのに、誰に言ったのかを覚えていない。

おっぱいは正義だって孔子も心の中では思ってた。

思春期の男の子の失恋の話。その男の子は怪物に変わっていた。

見るなよ！絶対見るんじゃないぞ！

このジョニーはプロトタイプだ。あのジョニーも、そのジョニーもだ。 さぁジョニー達よ、武器を取れ、君達は生まれついての兵士なのだ。 また一人ジョニーが生まれた。 　

美しい彼女に眼を奪われた。それは突然のことだった。

好きになった彼女。 彼女の胸には、大きな穴が空いていた。

眼を狂ったように愛する者がいた。

一人の青年と一人の少女。二人は自らの過去について語った。

世界が西と東に分かれて戦争をしていた。 味噌汁は赤味噌か、白味噌か！！

若くして何もかも失った少女。 彼女は異国で、ある青年と出会った。

誕生日に突然、超能力に目覚めた少年。 彼には８つ年上の姉がいた。

正義は絶対でなくてはならない。 正義の名の下に、悪人たちはただただ殺されていく。

ある裕福な国の、とてもとても貧しい街に生きる青年。彼はある日、一人の少女と出会った。

親友の誕生日に、人形をプレゼントした。 時が経ち、親友は人形を忘れてしまった。

一人の男のエゴが、一人の女の幸福を奪った。 囚われた女はある決意を固める。

男は騒音に悩まされていた。 どうやらその音は壁の中からしているようだ。

人がこの世に生まれ、何百年と経った。 そこで、永遠の命を手にした者がいた。

私がいつものようにピーナッツバター汁を作っていると、エイリアンが攻めてきた。

博士は何かにとりつかれたように研究をしている。そんな博士が手を貸してくれと言ってきた。

１ヶ月前事故があった。 友人である彼の彼女が死んだ。 友人は「彼女は胸の中にいる」そういって、事故を乗り越えようとしているようだった。

ありふれた朝。ありふれた朝食。そしてピーナッツバター。

私の胸には、生まれつき、大きな穴が空いていた。

地上を好む特異な人魚は歩くことさえ出来なかった。

小さい頃から丘の向こうが気になっていた。 何年か経ち、好奇心は消えぬまま、工業化が進む田舎の町を生きる少年の想い。

バス停を自宅近くまで運ぶことに執念を燃やす男の話

耳を塞げば地鳴りの音。瞼を閉じれば星が煌めく。塞げど止まぬ。閉じれど消えぬ。真の孤独は訪れぬ。 　あるところに、山に囲まれた村があった。その村には一つの言い伝えが伝わっていた。

大切な人と同じものを共有したい。そんな願いを叶える店があった。「くれぐれも、用法用量をお守りください」

「辛」に一本足すと「幸」になるって言うあれ、世の中で二番目くらいに大っ嫌いで、どっから持ってくんだよその一本！！ってずっと思ってたから考えた。ちなみに一番嫌いなのは語尾に「♪」つけるやつ。 みんな読ん//

コメントに対する愛を語ったんだと思うよ

稀に、本物の御神渡りが見られる湖があるという。

ちょっとした未来の話。もしかしたら現実となるかもしれない近い将来の話。

2216年。人口が二百億まで膨れ上がり、人同士が少ない食料を巡って争う未来。ある科学者が無限に増えるワカメを開発した。はたしてそのワカメは救世主となり得るか、はたまた滅亡をもたらす破壊の使徒か…