ロジーナシリーズ

ある日、魔術師ロジーナのところにアリアという少女がやってきた。 「ロジーナ様。あなたのお弟子にしてください」 「お生憎様。弟子は取らない主義なの」 ロジーナは即座に断ったがアリアの熱意に負けて……。 //

　エナプロトス山が火山活動をはじめた。政府と魔術師協会は、周辺の住民を避難させることにした。 　師範魔術師のロジーナは魔術師協会からの招集を無視していたが、なぜか妙に引っかかって、協会本部へと向かった//

絶体絶命のピンチ。他の魔術師たちを助けるために、噴火口へ飛び込んだロジーナを師匠のクレメンスは追いかけた。現世と冥界の狭間でロジーナは自分の正体を知ることとなるが……。 ダイジェスト版です

「大切な人に贈るペンダントに魔法を付与する」。課題をなかなか提出しないロジーナ。師匠のクレメンスは気にかけていたが……。 『ロジーナ弟子をとる』の番外編です。

　強大な魔力を持ったロジーナとその周囲の人たちの話。 「魔女の気まぐれ」「ロジーナ弟子をとる」関連作品集です。

　背後から妖魔が追いかけてきている。このままでは約束の時刻に間に合わない。上級魔術師カルロスは後輩たちを先に行かせ、その場に留まった。 　師匠のクレメンスはカルロスの到着を待たずに帰還することに決めた//

　今日もリンダは、名門貴族のご令嬢マリアンヌにおべっかを使っていた。取引先の娘のマリアンヌに逆らうことなんてできない。リンダはマリアンヌに遠慮して、魔術の訓練にも手を抜く日々を送っていた。 　ある日、//

　独立したばかりの上級魔術師ロジーナは、クライアントに勧められるまま、提供された飲み物を口にした。その飲み物には薬物が入っているとも知らずに……。 「ロジーナ弟子をとる」「魔女の気まぐれ」の過去のお//

　カルロスは師匠のクレメンスに呼び出され、後輩のロジーナに届け物をするように頼まれ、ロジーナの家へと訪ねたが、ロジーナは相変わらず不愛想にカルロスを出迎えた。 「魔女の気まぐれ」「ロジーナ弟子をとる//

認定式の朝。ロジーナは身支度を整えると、鏡台の前に座った。 ロジーナの師範魔術師認定式当日のお話。 少し切ないお話になる予定です。 「魔女の気まぐれ」「ロジーナ弟子をとる」の過去のお話。

　買い物から帰宅したロジーナはなぜか不機嫌だった。クレメンスが理由を尋ねると、ロジーナは村のよろず屋で買い物をするなと言い出した。 他愛もない内容です。 「ロジーナ弟子をとる」の過去（1年くらい前）//

帰省したカルロスは幼なじみのキャサリンのいるパン屋へと向かった。 単なる痴話喧嘩なお話。 ロジーナシリーズの世界でのお話です。

　初級魔術師講習会で、クレメンスの隣の席に座ったのは、高貴な身分の少年だった。その少年は少し変わっていた。 「ロジーナ弟子をとる」の過去のお話

　恋人に裏切られたセーラは砂浜に立っていた。 　海が呼んでいる。あの地平線の向こうに行けば、この悲しみも寂しさも全てが溶けて消えていく。 　セーラは吸い寄せられるように海に向かって歩き出した。 「なに//

セーラは無事に男の子を出産した。セーラはニコラスに子供の名付け親になってほしいと頼むが……。 「セーラと乞食」のその後。 ほのぼの話。

　ジョンが生まれてから、ニコラスは暇さえあればジョンに会いに来るようになった。 楽しそうにベビーベットを覗き込んでいたニコラスは、ふとセーラの方を向いた。 「セーラ。オイラのお嫁さんになってくれないか//

　目を離したすきに息子のジョンがいなくなった。慌てて店を飛び出すセーラの目に映ったのは、見慣れない馬車に乗り込むジョンの姿だった。 追いかけようとしたセーラだったが、見知らぬ男に声をかけられて……。 //

　ダニエルは大きなため息をついた。このところ、実家に行くのが憂鬱になっていた。原因は義姉たち。おそらくは、今日も実家で手ぐすねをひいて待っているに違いない。そして、実家に帰ったダニエルは、予想通り義姉//

音楽に才能を持ち、幼いころから音楽の道に進むべく育てられていたダニエルだったが、父の主君であるゼルストラン公・ニコラスに仕えるため、魔術の道へ転向することになった。 そんなダニエルの短編集

　魔術師の名門・ザルリディア一族の物語。 第一章・・・ザルリディア一族の若き女当主ラセリアの物語。 　ある日、ラセリアは夫・ルーベンが、他の女との間に生まれた子供を次期当主にしようと画策していたことを//

王女・ララウエルはクーラヴェルハイム公カイナスに恋い焦がれ、体調を崩してしまった。見かねた父・シルヴェス王は、カイナスに王女を娶るよう頼むが……。