読み切り作品

「お初にお目にかかります。 私は、あなた様の魂の"来世への転生"の役目を仰せつかった者です。 ……それでは、向かいましょう。 あなた様に与えられた、"転生の扉"へ……」

魔王軍の作戦参謀を勤める魔族の青年、デューク。 彼は先代魔王亡き後に魔族として生を受け、その天性の知略を以て、魔王軍の劣勢を覆した。 しかしある日、彼は突然「人間と停戦協定を結ぶ」と言い出し、自らその//

数年ぶりに、行きつけだった店へと足を運んだ拓也。 しかし、そこには「魔王」を名乗る不審な少年がアルバイトとして働いていて──!?

かつて枯れていたこの土地を、親子二代で豊饒の大地へと変えた名家、トンプソン家。 しかし、この家には不可解な謎があった──。 ※これは、筆者がTwitterの「魔女集会で会いましょう」という素敵タグに//

"繁華街の裏路地を進んでいったとある場所に、対魔法を専門とする探偵の事務所があるらしい"。 そんな眉唾とも思える噂にすがり、今日もまた、一人の客が裏路地へと入って行く。 さて、今回はどんな依頼が舞い込//

君達は"聖剣"というワードを聞いて、何を思い浮かべるだろうか。 恐らく、一番多いのは"邪悪な存在を打ち倒す運命に選ばれし者にしか使えない得物"というイメージだろう。 しかし、とある世界では選ばれし者//