短編小説集
ぱすたの短編小説集です
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自我が芽生えた時から、私は貴方のことが好きだった。
貴方と一緒に居られる逢瀬が、私の生きる意味だった。
でも、貴方は違う。
貴方は、私が居なくても生きて居られる。
だから、貴方は私の存在さえ一瞬で消せ//
掲載日:2018年 03月 04日
最終更新日:
2018年 03月 04日
キーワード:
悲恋
古典恋愛
純愛
寡黙な花
言葉を語らないクラスメイトに思慕を抱いた主人公、いずみ。不思議な雰囲気を纏ったクラスメイト、椎名との逢瀬を願った主人公は、在る日、椎名との逢瀬の機会を得た。
絞り出した勇気。叶った逢瀬の果てに、いずみ//
掲載日:2018年 03月 03日
最終更新日:
2018年 03月 03日
キーワード:
古典恋愛
日常
青春
純愛
情景描写
心境描写
彼岸恋路
目覚めは、極彩色の彼岸花に彩られた、慣れ親しんだ世界とは毛色の異なる地だった。彼が知る現実とは相反する、常識の枠外に隔離された世界。孤独に独り、目に入る事物の一切が見慣れぬ地に、彼は立っていた。
記憶//
掲載日:2017年 02月 18日
最終更新日:
2017年 02月 19日
作品に含まれる要素:
異世界転移
キーワード:
身分差
年の差
青春
死
往生
少女
冗長
折れた天秤
堕落した平坦な人生街道を、怠惰に旅する聡。隣人の安曇の才能に嫉妬しつつも、類稀な無気力さが災いし、生きているのか死んでいるのかさえもわからない人生を、細々と生きていた。
ある日、趣味のネットサーフィン//
掲載日:2016年 12月 31日
最終更新日:
2017年 01月 01日
作品に含まれる要素:
異世界転移
キーワード:
年の差
サイコホラー
恋愛
友愛
短編
現代
因果
煙草を吹かす青年が一人居た。大学構内の喫煙所に独り、絶望を胸に抱え、自身の命を煙草の火種に黙々と焚べることしかできずに……。
期待を背負い、一心不乱に注力した卒業研究に嫌われたのだ。青年は、今後の人生//
掲載日:2017年 02月 13日
最終更新日:
2017年 02月 13日
キーワード:
日常
青春
煙草
卒業研究
落単
恋愛
夜空の記憶
この世界は、残酷だ。
僕が切望するものばかりを奪っていく。
一縷の希望に縋る僕を見下して、嘲笑う。踏みにじり、嗤う。
よぞらと一緒にいられるならば、それだけでよかったのに……。
――世界は、それを許//
掲載日:2016年 02月 28日
最終更新日:
2016年 02月 28日
キーワード:
恋愛
純愛
バッドエンド
現代
情景描写多め
向日葵の季節
向日葵が咲く季節は巡り、そのたびに青年は思い出す。
擦り切れた糸のような繋がりを残したまま離別してしまった、一人の少女のことを。
少女と過ごした、たった一日の淡い夏の思い出。
苦しいはずなのに大切な記//
掲載日:2015年 09月 18日
最終更新日:
2018年 01月 29日
キーワード:
青春
恋物語
純愛
現代
夏
クズ系主人公