ＪＫ(若干怪奇)シリーズ

実家から浄水器が送られてきた。悪徳セールスマンに売りつけられたというそれは、怪しげなほどに高性能だった。その透き通るような味わいと潤いに、私は徐々にのめりこんでいった。次第に、深夜に響く水音が気に成り//

落ちこぼれのサラリーマン、長沼は、同僚のリストラを期に上司の口から、謎のリストラ担当「ワタナベさん」の噂を耳にする。 「ワタナベさん」に取り入ることで、自分のリストラ危機を回避しようとする長沼だったが//

マイナー系道路標識「その他の危険」にまつわる、ホラーな話。 upppiに投稿したものです。 山中に佇む標識の「その他の危険」とは何を表しているのか、について考えた話です。 「人事部のワタナベさん」で//

霧島真白は末期のアニオタ少年。現実の女に背を向けて、毎日毎日、美少女フィギュアに愛を囁いていたら、いつの間にか呪いの儀式が完成してしまっていた。「恐怖」と「想像」を元に生まれてくる土地神の化身、「イマ//

家に帰る時は、寄り道をせずに、脇目も振らない方が安全です。