王と聖魔導師
「王」と「聖魔導師」と呼ばれる二人は、この国の象徴であった。
彼らはそれぞれ、王は右手、聖魔導師は左手の甲に同じ「印」が刻まれている。
建国の祖である「戦乙女」と「聖魔導師」。その二人から受け継いだ力の象徴だった。
そして何より―――
その二人は、その印によって魂で結ばれている……。
これは、その「印」とそれに翻弄される人々の物語。
彼らはそれぞれ、王は右手、聖魔導師は左手の甲に同じ「印」が刻まれている。
建国の祖である「戦乙女」と「聖魔導師」。その二人から受け継いだ力の象徴だった。
そして何より―――
その二人は、その印によって魂で結ばれている……。
これは、その「印」とそれに翻弄される人々の物語。
咲き匂ひしは落涙と
「印」で結ばれ、魂の片割れとさえ言われる、王と聖魔導師。
だが、現在導師であるミルチェは、その片割れたる王と言葉を交わした事すらなかった。
一度でいい。会ってみたい……。
ミルチェのそんな//
掲載日:2019年 04月 30日
最終掲載日:2019年 04月 30日
キーワード:
異世界王国譚
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