Miculum・fabura

作成ユーザ: 黒井白
魔法、そしてスキル。
それらは全て神々からの贈り物である。
人々はそれを研鑽し、自身を高めていく。
神々はそんな人々を見守っていた。

あるものは神の目に留まり寵愛を得、耐え切れずに孤独になった。
あるものは持つスキルを活かしきれず自分の無力さを嘆いた。
あるものは一族全てで神の愛に応えた。

神々は自分たちが見守る世界に生きるすべての生き物が愛おしかった。
それでも足りないものがある。

ー足りないならば、ほかの世界から足せばいい。

そうして、目についたほかの世界の神と交渉し、魂、肉体、そうしたものを自分たちの世界へと誘致した。
神々は満足していた。
これで、自分たちの世界はよりよくなるだろう、と。
全ては自分たちの思うがままになるだろう、と。

Miculum・fabura

ルプスはかつて仲間と共に冒険者をしていた。 しかし、ある騒動が原因で怪我をし、冒険者を続けることを諦め冒険者ギルドの職員になる。 もっと力があれば……。 葛藤と後悔。そして、未来に対する希望。 多くを//
作品情報 N2227KK 連載中 ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2025年 04月 28日
最終掲載日:2025年 07月 27日
作品に含まれる要素: 残酷な描写あり ボーイズラブ
キーワード: シリアス ほのぼの 男主人公 魔法 冒険 冒険者 異世界ファンタジー 冒険者ギルド 獣人