柴犬ホラー百物語

其れは暑い日の晩の出来事だ。 当時料亭で働いていた僕は仕事終わりに部屋で同僚と酒盛りをしていた。 あまりの退屈さに百物語をしようと同僚が提案した。 無神論者で霊関係の話が好きな僕は其//

音が聞こえる。 頭に響く声が。 就寝時に音が聞こえる。 砂嵐の音。 人の声。 其れが延々と聞こえる。

何故か土に埋められていた僕。 何で？ どうして？ 　誰か助けて欲しい。 ※　誤字報告有難うございますW

日本人は異常な迄に時間に縛られている。 　 同じ日本人からみてそうだろう。 或日僕が腕時計を見ている日本人を見ていたら違和感を感じた。 ※　誤字報告有難うございます。

テレビの音が聞こえにくいので集音器を買ったのだが……。 その後何故かバイクで転倒したり脳梗塞をおこしかけたり散々な目にあった。 その後だ。 奇妙な音を聞いたのは。

「もういいかい？　あんたの世話をしなくて」 　そう母から告げられその日から僕は自分で家事をする羽目になった。 　 　 　その日からだ。 　家がドンドン汚くなっていった。 　 　//

虐められていた僕は有るところに隠れた。 その時からいじめっ子は孤立した。 　誤字報告ありがとうございます。

　下から音が聞こえる。 　何かの音が・ 　 ※　誤字報告有難うございますW

僕は小説家に成るために努力を惜しまない。 其のためには全てを小説に捧げる。

虚数空間に暮らす僕ら三等ＡＩは常に死に怯えていた。 そんなある日僕は最愛の人を失う。

ある日僕は視界の隅に黒ずくめの男をみた。 　 その時は気にしなかったがそれからだ。 沢山の様々な容姿を持つ黒ずくめの男に会いだしたのは。 ※　誤字報告有難うございます。

お隣から聞こえる。 沢山の生活の音が。 沢山の音が。 なのに何故アレがない？ 何故？ 何故？