２．さらりと読める長さの短編小説・連作短編小説

ひっそりと佇む、「chocolate shot bar」という名前の、小さなショットバー。そこは、初老のバーテンダーが趣味で営む、小さな酒場。そんな、どこか個性的な酒場に通う常連客の、ほんの小さな物語//

［2021.04.23改訂版］本作品は、アルファポリスに転載するにあたり、一部改訂しております（改訂前の作品はページ下部のリンクを参照）。 ――感情を込めた言葉には力を宿し。その言霊は人を蠱惑し、そ//

小さな離島の、たった一つの中等学校（ミドルスクール）。 その放送新聞部には、ちょっと珍しい機械がある。 個人用に作られた、小型の機械式タイプライター。 最上位学年のアウローラは、放送新聞部の後輩の//

フェアリーランド（おとぎの国）に、世界一美しいと評判の王妃さまが住んでいました。その日もいつものように「世界で一番美しいのは誰？」と問いかけられた魔法の鏡さんは、世界一美しい王妃さまのメイク担当として//

帝国の端、国境線に接した街、グロウ・ゴラッド。 帝国から存在しないものとして扱われた、逃げ場のない街。 そんな街で生まれ育ったビーツァとシエレイ。久しぶりに再会した二人は、街の外れにある一つの酒場で//

久しぶりに故郷で正月を迎えることになった柑渚（かな）。 都会とは違う、のんびりとした故郷の空気に戸惑いを覚えていた柑渚は、神社の境内で、懐かしい顔を見つけて…… ※この作品を元に、『故郷の小さな神社//