ホラー短編集

作成ユーザ: 月見酒
静かな日常の中で、
「起きなかったはずの反応」だけが残る短編ホラー集。
派手な恐怖より、後から効くタイプ。

『異常です』

市の端にある、用途のはっきりしない複合施設。 夜勤の施設警備員である主人公は、 チェックリストに従い、異常がないことを確認する日々を送っていた。 施設内には、 「三階の奥の部屋だけは開かない」という//
作品情報 N9576LR 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2026年 01月 27日
最終更新日: 2026年 01月 28日
キーワード: 現代 ホラー 不穏 じわじわ怖い 日常の違和感 施設警備 夜勤 異常 記録

『対応済み』

かつて施設警備員として勤務していた主人公は、 是正された区画を偶然通りかかる。 そこは以前、 「異常です」と報告された部屋だった場所。 今は改装され、何事もなかったかのように店舗として営業している。//
作品情報 N1988LS 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2026年 01月 29日
最終更新日: 2026年 01月 29日
キーワード: ホラー 現代 異常 記録 静かな恐怖

『312』

美術館の一室に、一脚だけ展示されている椅子がある。 新人警備員として夜勤に入った主人公は、 その椅子が毎晩わずかに位置を変えていることに気づく。 監視カメラにも確かに映っている。 誰も触れていない//
作品情報 N1319LS 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2026年 01月 28日
最終更新日: 2026年 01月 28日
キーワード: ホラー 美術館 監視カメラ 異常 日常侵食 静かな恐怖 短編

残響

コールセンターで無数の他者の怒りと悲しみを吸い込み続けた凛。彼女の喉は、いつしか自分のものではない「残響」の貯蔵庫と化していた。自宅の鏡の前、自らの声帯を他者の不全で上書きしていく彼女が、最後に見出し//
作品情報 N5138LT 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2026年 02月 09日
最終更新日: 2026年 02月 09日
作品に含まれる要素: R15 残酷な描写あり
キーワード: 音響ホラー コールセンター アイデンティティ 執着 自己消失 日常 ホラー

濁り

洗面所の鏡の前、恵は一本のストローを手に取った。彼女が求めたのは喉の渇きを癒やす水ではなく、自らの瞳の奥に澱(おり)のように溜まった「光」そのものだった。外界のノイズを拒絶し、自分自身を啜り、飲み干し//
作品情報 N4586LT 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2026年 02月 09日
最終更新日: 2026年 02月 09日
作品に含まれる要素: R15 残酷な描写あり
キーワード: 文芸ホラー 生理的嫌悪 精神変容 自食 静止した時間 閉鎖回路