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- あらすじ
- 脚本を担当した同名の映画作品を小説化。
雪に閉ざされた廃校の中に住む踊り子『紅』と、失意の中でそこに辿り着いた『僕』の一冬。
全てを失って白に閉ざされた静けさの中に滲む、確かなもの。
日常ではない日常を、白に閉ざされて時間の動かない場所で、僕と紅は眠るように暮らす。
いつか春が来るんだろうか。雪が解けることなんて、夢にも見ない永遠の冬の景色の中で
この季節が終わることを、僕はいつしか怯え始めていたのかもしれない。
- Nコード
- N9934DL
- 作者名
- 犬尾春陽
- キーワード
-
日常 青春 犬尾春陽
- ジャンル
- 純文学〔文芸〕
- 掲載日
- 2016年 08月15日 22時53分
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- 文字数
- 23,516文字
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