- あらすじ
- 死者は、焚かねばならない。それがこの世の理である。
魂は肉体に宿り、名によって繋ぎ止められる。誰かがその名を呼び、誰かがその人を知る──その糸が、魂と肉体を結ぶ楔となる。
だが死が生を分かつとき、肉体が朽ちてなお魂が離れられぬことがある。
自分が何者であったか。何を果たすべきであったか。その問いを胸の底に残したまま息絶えた者は、やがて『屍人』として立ち上がる。そうして立ち上がったものを、もう人の火では送れない。
だから、その務めを担う者たちがいる。死の匂いを纏い、町から町へと渡り歩く者。
その者たちは『墓守(はかもり)』と呼ばれている。
屍人の名を呼び、未練をほどき、魂が自ら指を開くのを待ってから送り出す。誰よりも手放し方を知っている。——自分の未練だけを、除いて。
これは、終わることを許されない女が、声なき死者たちの愛の結末を見届け続ける、終わりのための旅の記録である。
- Nコード
- N9882LW
- 作者名
- 味噌汁の具
- キーワード
- R15 残酷な描写あり シリアス ダーク 女主人公 西洋 中世
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 04月01日 12時18分
- 最新掲載日
- 2026年 04月01日 12時23分
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- 文字数
- 18,499文字
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墓守のリュアン
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