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カミノカタリ ~秋の葉月と春の羽月~

あらすじ
 毎年お参りにいく山奥の小さなお社。そこでいつもの様に掃除やお供え物をしていると、天気雨「狐の嫁入り」にあった羽月。視界の中の鳥居に黒い何かが見えたとき、手を引かれて異世界に連れ去られてしまった。
 まるで時代劇のような町並み、空を浮かぶ島、空を流れる川、遠くに見える山々に等間隔で立ち並ぶ巨大な柱。羽月が今まで住んでいた世界とは全く違う世界……元の世界へ帰るには七日後に開く門を通る必要がった。
 何故この世界に連れて来られたのか、何故何も関係のない自分を葉月と紅葉と名乗った狐は気遣ってくるのか。心を殺し、他人を遠ざけることで安寧を保っていた羽月は流されるままになっていた。
 何も理由もなくこの世界に連れて来られる訳もなく、ほんの少しの、羽月が求めてやまなかった幸せを感じた時、狂った神――マガツガミと羽月が心の中に押し込めていた力が触れあった。
 些細なきっかけだった、ただ触れられただけ、ただ視界に納めただけ。なのにマガツガミに力を揺すられ、不安定になっていた羽月は自分を抑えられず自らつかみかけた幸せを殺してしまった。
 嘘ばかりで固められ、他人のことばかり考えて自分をないがしろにする愚か者達が残った里で、羽月は自分の出生と運命に翻弄されながら、いじきたなく足掻きながらも心から欲しい物を掴もうとする。
 それが神々の手の上で弄ばれ、操られていると知らずとも。
Nコード
N9873GF
作者名
カルカルカール
キーワード
R15 残酷な描写あり 異世界転移 オリジナル戦記 伝奇 異能力バトル ヒーロー ラブコメ 狐 男主人公 女主人公 神
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2020年 05月17日 13時13分
最終掲載日
2020年 05月17日 14時19分
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文字数
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