- あらすじ
- 明治頃。作家である靖高は、親友との雑談の中で全ての生き物の為になる「幸福論」を書こうと思い付く。それは彼が人生をかけてでも書こうと云う大仕事になる筈だった。ところが靖高は、大のつく猫嫌いだった。しかし、そんな彼の家で雌猫を一匹飼う事になる。あまねく生き物の為の幸福論を書きながらも、彼はその猫の存在に気の狂わんばかりに怯えつつ、遂には殺してやりたいとさえ思うようになる。それは、全く矛盾した思いだった。ある日、雌猫はとうとう子供を産むのだが……。
- Nコード
- N9792H
- 作者名
- 意知郎
- キーワード
- 猫 動物 シリアス 悲劇 オカルト 明治/大正
- ジャンル
- ノンジャンル〔ノンジャンル〕
- 掲載日
- 2009年 09月14日 00時25分
- 最終掲載日
- 2009年 10月19日 03時41分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 2件
- 総合評価
- 14pt
- 評価ポイント
- 10pt
- 感想受付
- 受け付ける
- レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付けない
- 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 27,856文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「猫」 値打ち三文の幸福論
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N4485V|
作品情報|
短編|
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
或る絵描きの個展は、龍馬を描いたものだった。
そこに客としてふらりと立ち寄った男は、絵描きの話を聞きながら、龍馬を感じようと自ら絵の中の龍馬になりきるのだった。
お馴染み坂本龍馬の生涯を短くまとめたお話しです。
N5945I|
作品情報|
短編|
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
彼は
、間違って埋められた。生きたまま棺に入れられ、
墓に埋葬されたのである。
その中で意識を取り戻し、彼は絶望しかけた。だが、きっと誰かが気付いてくれるのではと、それまで狂気してはならないと、彼は墓の中で壁に日記を書//
N9792H|
作品情報|
完結済(全6エピソード)
|
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
明治頃。作家である靖高は、親友との雑談の中で全ての生き物の為になる「幸福論」を書こうと思い付く。それは彼が人生をかけてでも書こうと云う大仕事になる筈だった。ところが靖高は、大のつく猫嫌いだった。しかし、そんな彼の家で雌猫//
N3237I|
作品情報|
短編|
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
鬱屈とした心持ちの男は、その気分を晴らしたくて散歩に出掛けた。その路で出会った女の子は、電信柱を駆け回る小さな蜘蛛を眺めていたので、男もつい、一緒になってそれを眺めてしまう。仔蜘蛛は一生懸命に自分の住処を作れる場所を探//
N2514G|
作品情報|
短編|
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
満員電車に乗り、帰路につく男。最前車両で運転士の後ろから飛んで行く風景を楽しんでいた。やがて電車が踏切に差し掛かると、そこには幼子を胸に抱いた母親が居た。男が見ていると、突然彼女は遮断機のバーをくぐり……。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。