- あらすじ
- 主人公は何でもできる誰かしらとの確執で心を痛め、部屋に引きこもって一枚の絵を心のよりどころにして描き続けている。上塗りに上塗りを重ねた、他人が見れば抽象画としか見えない絵であるが、本人の脳内の象景があらわされている。 過去を思い出して精神的不安に襲われた拍子に主人公はその絵に穴をあけ、窓の外に放り投げてしまう。自分の正当化の権化が失われて現実逃避が剥がれ落ち、しかし冷静ではあれなかったことから主人公は窓の外に飛び出し、死んでしまう。死後、穴に飛び込んだ後描かれている世界は主人公の単なる想像ではないのかもしれない。
- Nコード
- N9745EL
- シリーズ
- pf.A.T.E.M.--Automat1c replicating Transistor Elucidate M0dule
- 作者名
- 猩々飛蝗
- キーワード
- 猩々飛蝗 鷦鷯飛蝗 ミニチュアシュナウザ ホッカイロ そうは読めない シュール 落下 穴
- ジャンル
- 純文学〔文芸〕
- 掲載日
- 2017年 12月30日 11時43分
- 感想
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- 総合評価
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- 開示中
- 文字数
- 10,335文字
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