ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

第9巻:如月令嬢は『銀のおたまが凍る洋館を温めない』(上)

あらすじ
如月学園高等部で、天才的な観察眼を持つ令嬢・如月瑠璃の『助手(実態は下僕)』としてこき使われる朔光太郎(サクタロウ)。旧校舎の図書室でひっそりと息を潜める彼の日常は、唐突な『特別海外研修』の選抜通知によって打ち砕かれた。

行き先は、西欧の歴史ある小国・ベルグラヴィア。

深い森と霧に遮られた古きマナーハウス『静寂の館』に集められたのは、瑠璃とサクタロウに加え、学園トップクラスのエリートやひと癖もふた癖もある同級生たちだった。女性耐性が皆無のサクタロウが慣れない共同生活に胃を痛める一方、瑠璃は館に眠る『異国の不純物』に目を輝かせる。

しかし、豪奢な晩餐の最中に起きた唐突な停電が、惨劇の幕開けを告げる。

暗闇の中で姿を消した宿泊客。そして現場に残されていたのは、鏡に深く突き刺さった【血塗られた銀のおたま】という、あまりにも異質で不気味な遺物だった。

見えない犯人、不可解な遺物。さらに第二の犠牲者が発見された直後、館の通信手段が物理的に切断され、一行は逃げ場のない完全な『クローズド・サークル』に取り残されてしまう。

極限状態の中で疑心暗鬼に陥り、パニックを起こす生存者たち。その絶望の淵で、瑠璃は静かに銀の懐中時計を取り出し、冷徹に思考の秒針を響かせ始める。

「――お主らの薄っぺらい嘘を、モノたちがすべて語ってくれたわ」

格式高き洋館と、そこに不釣り合いなモノたちが織りなす、大人気・本格主従ミステリー第9弾、波乱の幕開け!
Nコード
N9672LW
作者名
アリス・リゼル
キーワード
ネトコン14
ジャンル
推理〔文芸〕
掲載日
2026年 03月09日 21時25分
最新掲載日
2026年 03月10日 17時12分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
70,422文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N9672LW| 作品情報| 連載(全11エピソード) | 推理〔文芸〕
如月学園高等部で、天才的な観察眼を持つ令嬢・如月瑠璃の『助手(実態は下僕)』としてこき使われる朔光太郎(サクタロウ)。旧校舎の図書室でひっそりと息を潜める彼の日常は、唐突な『特別海外研修』の選抜通知によって打ち砕かれた。//
N6890LW| 作品情報| 完結済(全22エピソード) | 推理〔文芸〕
如月コンツェルンが統括する、影すらも計算し尽くされた完璧なスマートシティ・月見坂市。 最新鋭のAIと数百万のセンサーによって、ゴミ一つ、渋滞一つすら許されないこの『予定調和の街』において、旧校舎の図書室に居を構える令嬢・//
N3373LW| 作品情報| 完結済(全29エピソード) | 推理〔文芸〕
新学期早々、助手のサクタロウがインフルエンザでダウンする中、如月学園に『ありえない不純物』が出現した。 如月コンツェルンから贈られた由緒ある鏡餅に、フェルトの手足が縫い付けられ『たぬき』の姿に成り果てていたのだ。 密室の//
N0908LW| 作品情報| 完結済(全23エピソード) | 推理〔文芸〕
如月学園でまことしやかに囁かれる『不思議四天王』の怪談。 黒板から生える髪、無人の水飲み場から出る水、震えだす骸骨、そして夜の回廊を走る着物の女——。 幽霊の存在に怯えきったサクタロウに懇願され、瑠璃は渋々その『物理的な//
N7143LV| 作品情報| 完結済(全43エピソード) | 推理〔文芸〕
完璧に管理されたスマートシティ、月見坂市。 その中枢である警視庁で、如月瑠璃はありえないモノを見つける。 受付カウンターの下、食堂の椅子、女子トイレの洗面台、そして取調室から出てきた刑事の靴底。意図的に配置されたかのよう//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ