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日常がファンタジーに侵食されてるけど、俺の生活はゆるいままです

あらすじ
東京の片隅、どこにでもある平凡な街・朝来坂(あさぎざか)。
だが近ごろ、この街には説明のつかない“非現実”が侵食し始めていた。

空に一瞬だけ現れる浮遊大陸。
夜ごと聞こえる、誰かの「封印を解け…」という囁き。
SNSでは“選ばれし者”を名乗る自称勇者がバズり、
謎の組織がビルの影から世界の命運を見守っていた。

人々は不安にざわつき、政府も水面下で動き出す。
世界が静かに変わり始めていた――そんな中。

「朝飯食いそびれた……学校、行く意味あるか?」
その日も遅刻ギリギリでパンをくわえながら角を曲がったのは、
高校生・真野カケル。
遅刻しても怒られず、喫茶店で異世界の魔導書を読んでいても誰もツッコまず、
使い魔を肩に乗せて歩いていても「また変なの飼ってるね」と言われる程度。

周囲の人々が魔法の存在に怯え、次々と事件に巻き込まれていく中、
彼だけは毎日フラペチーノ片手に「うーん、暑いね~」と呑気に歩いていた。

なぜかトラブルがカケルの周囲でだけギャグ方向に歪んでいき、
爆発すら背景演出のように流れていく。
魔王の幹部が現れても、いつの間にかカケルのバイト先で皿洗いをしていた。

「世界の運命とか、俺、バイトで忙しいから無理なんだよね」
――それでも、確実に世界は崩れていく。
そして、彼自身がその“鍵”であることに、誰よりも彼自身が気づいていない。

日常の皮をかぶったファンタジー。
そして、ファンタジーをギャグで受け流す少年。
これは、世界の温度が下がる中、ひとりだけ常に「ぬるま湯」で生きる少年の、
ズレた日常逆転劇である。
Nコード
N9575KU
作者名
空飛ぶ鯨
キーワード
異世界転生 異世界転移 ギャグ シリアス ほのぼの 人外 魔王 勇者 学園 現代 魔法 冒険 日常 青春 ゲーム 超能力 ダンジョン
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2025年 07月24日 22時28分
最終掲載日
2025年 07月31日 13時00分
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開示中
文字数
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