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華族と家族

あらすじ
 かつてこの街は首都であったが、他の街と離れており、独立色が濃かった。何百年も前に遷都され、その色は一層濃くなる。街の中央の空き地には神社が建てられ、濠の周囲には軍の施設を中心に配置されている。石造りの街並みが広がり、古風の瓦斯灯が残る。又、身分制度が尚、色濃く影響を与える。市民の女性の一部は華族の元へ侍女として雇われ、華族は有り余る財産を有し、優雅な生活を送っていた。だが、それ程の格差にも関わらず、争いが起こることはない。華族により編成された軍が圧倒的な力を有しているからである。
 十八年前、長年続いていた隣国の都市との戦争に遂に終止符を打つ。東部に建設された高壁、軍の健闘により、戦中、戦後も街の様子に大きな変化は無かった。
 物語は華族である主人公、結城のふとした回想から始まる。そして、一人の少女、染音との出会いがきっかけとなり、平坦な日常は激しさを帯びる。次々と起こる混乱に振り回され、結城は真実を掴めずにいた。その中でも、長年連れ添ってきた姉や染音の想いを受け入れずにはいられず、愛を交わしてしまう。
 各々の思惑が錯綜し、物語は深化する。だが、真実という影は突然訪れるもの。影は足元にあるのだから――
Nコード
N9562FG
作者名
どばどば
キーワード
R15 残酷な描写あり 身分差 年の差 日常 時代小説 明治/大正 華族 愛 鹿鳴館 姉弟 大人 結婚
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2019年 01月28日 20時01分
最終掲載日
2019年 04月10日 12時00分
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文字数
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N9562FG| 作品情報| 完結済(全37エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
 かつてこの街は首都であったが、他の街と離れており、独立色が濃かった。何百年も前に遷都され、その色は一層濃くなる。街の中央の空き地には神社が建てられ、濠の周囲には軍の施設を中心に配置されている。石造りの街並みが広がり、古//
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