短編
- あらすじ
蝉が鳴いている。
小さな家の小さな庭の小さな縁側から見える大きな樹に、ずっととまって泣いている一匹の蝉がいる。
汗が滲む。
縁側に吹きつける風は湿気混じりで、心だけに響く風鈴などはこの暑さには然したる影響も与えていないように思える。
例年と然程も変わらず、ただ暑いままだ。
俺はそれでいい。それこそがいいと感じている。
しかしながら、ずっと隣にいる彼女はどう思っているのだろう。
ずっと鳴いている蝉はなにを感じているのだろう。
もう三日目になるだろう。
ずっと同じ蝉が鳴いている。- Nコード
- N9538BS
- シリーズ
- 文才無くても小説を書くスレ参加作品
- 作者名
- MTボッククリ
- キーワード
- 夏のホラー2013 恋愛 縁側 蝉 現代っぽくない 接着剤 ブロイラー 匹 病み
- ジャンル
- ホラー〔文芸〕
- 掲載日
- 2013年 08月07日 00時33分
- 最終更新日
- 2013年 08月07日 00時47分
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- 文字数
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