短編
- あらすじ
- 「夜みたいに暗い朝があることを、子どもの頃の俺は知らなかった。できれば知らずにいられたら良かった。」
谷澤が新卒で入社した会社は、いわゆるブラック企業。
早朝出勤、深夜残業、長い朝礼に会議、罵倒する上司、客からのクレーム……。
揺らぐ思考、鈍る判断力、理想の崩壊、それでも仕事は押し寄せてくる。
「嫌だ嫌だと思いつつ、やっているうちになんだか止まらなくなっていく。止まれなくなっていく。酔っ払いみたいに、大きな声を出して、笑って、ハイになる」
まるで酩酊しているような状態で、仕事に向かう谷澤。
生きるために働くのか、働くために生きるのか、それを見失った先には何があるのか――。
- Nコード
- N9101EA
- 作者名
- 阿部アッコ
- キーワード
- 日常 青春 男主人公 現代 職業もの ブラック企業
- ジャンル
- 純文学〔文芸〕
- 掲載日
- 2017年 06月11日 18時57分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 0件
- 総合評価
- 9pt
- 評価ポイント
- 9pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付けない
- 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 44,460文字